かちがわ通信

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弘法市の経済効果

今日は4月弘法市。朝から暑いくらいの好天に恵まれ、沢山の人出がありました。いつものように朝の仕事を済ませ顔を出すと、毎回顔を出してくれる中部経済新聞社の記者をされていたHさんが本部に見えました。Hさんは春日井・小牧・犬山を中心に現役時代を過ごされ、今は定年退職されていますが、その分析力、情報量は定評がある人です。いつものように相変わらずの話をしていましたが、ふと「弘法市の経済効果」がどの位あるだろうという話になりました。
出店者の皆さんの話聞くと、多い人で15~20万円、少ない人でも2~3万円の売り上げがあるようです。平均7万円としても70ブースで490万円。商店街の店舗はよくわかりませんが、上乗せ分として仮に60万円。商店街としてイベントなど平均20万円の予算、その他、出店者さんの交通費などを考えると、毎月600万円程度でしょうか。年間12回ですから7~8千万円の試算となります。これが多いか少ないかは考え方によるんでしょうが、やらなければ「0」ですから相当な経済効果を生み出していると考えても差支えないのではと考えています。また、金額には表せない効果もあります。言ってみればこういった経済効果も含めて、弘法市の持つ「力」も徐々に定着しては来ていますが、商店街の組合員として、自分が何をすれば貢献できるのかという意識がどうも欠けている気がしてしょうがありません。しかし、自省の念をこめて言えば、コミュニケーション不足、もっと話し合う場所を作る必要があるのかもしれません。
いくら貢献意欲があっても、形にならなかったり、方向がズレていれば徒労に終わります。倫理法人会から毎週FAXされてくる「今週の倫理」にも「意識を統一して目的に向かう事が出来て、組織力が何倍にも高まる」と書かれていました。働きがいのある、また、苦労し甲斐のある商店街にしたいものです。