かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

堪忍五両 思案10両

昨夜来の雨のせいか熱気も取れ、爽やかな一日になりました。午後からは5月の第一例会に出席。前回欠席しましたので一か月ぶりの例会です。
今日はNHK厚生文化事業団の安藤中部支局長の「堪忍袋と感動袋」というテーマの卓話がありました。昔は「堪忍5両 思案10両」(我慢すれば五両分ぐらいの得になるしその上に物事の道理を考えて行動すれば十両分ぐらいの得があるという意味。忍耐と思慮深さの大切さを説いたもの)と言われた位、辛抱する事への価値観がありましたが、今は我慢する事が出来なくなっています。むしろ、毎日どんな事でも感動した事を書きとめておくと、感動する事で元気になれるのでは」と話されていました。また、事業団では発達障害のある子どもの相談や認知症、またホスピス等に取り組んでいるそうです。人間死ぬ間際になると「自分の人生は何だったのか」と必ず悩まれるようですが、最後に残るのは「聴覚」だそうで、施設を訪問し音楽(津軽三味線だそうですが)を聴かせてあげると、本当に涙を流して感動されるそうです。軽度の発達障害のある人は、人口の4~5%だそうですが、認知症は殆どの人が通る道です。楽しむ事も必要ですが、社会にしっかりと足跡が残せる悔いのない人生を送りたいと心から思います。