かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

今日のゲストは・・・

8e234d7d.jpgライオンズクラブ5月第2例会のゲストは、ブログミーツカンパニーの代表をしておられる広田奈津子さんといううら若き女性。しかし、話の内容は素晴らしく久しぶりに感銘を受けました。

彼女は南山大学の出身だそうですが、学生時代に欧州(シシリア島)に留学した折にホームステイした家庭で「ダイヤモンド」の話になり、当然、日本の女性なら誰しも思うように、彼女もその輝きに憧れをもっていたようですが、そのホストファミリーの一人が「血塗られたものは欲しくない」と言われ驚かれたそうです。ダイヤモンド生産にまつわる南アの歴史の事ですが、これが彼女が民族の歴史に関心を持ったきっかけだったようです。
それからカナダの原住民の7世代先の子孫に思いをはせながら円卓会議を行う姿に感銘をうけながら、森や大地を母とする少数民族が、経済活動の影響で、追い立てられ迫害を受ける姿を見つめ、例外的に東ティモールが、欧州やインドネシアからの独立紛争を勝ち取った事を知り、その記念式典に音楽を通して参加する機会を得たそうです。その後、環境問題が政治の問題ではなく経済問題だと言う事に気が付かれ、特に世界の自然破壊の多くが、日本の経済活動に起因している事が分かり、ブログを通して企業に環境に優しい商品開発を促す現在の活動に繋がっているようです。現在は来年名古屋で開催されるCOP10のアドバイザーを務めておられ、環境問題のスペシャリストとして活躍されているようですが、恐らく今日は30分程度に話をまとめられましたが、もっと深いところでの話があるような気がしました。是非再度伺ってみたくなる本当に良い話を聞く事が出来ました。

さて、例会後2時半からは、商連の代表者会に出席。来月8日に開催の総会に上程する議案を承認してもらいました。また、「はっぴーサボテン商品券」の現状報告も会議所からされましたが、現在までの回収は約1億1千万円。約25%が換金されているようです。また購買された方の65%が限度額の10万円購入されたようで、いまだに買えなかった人からの苦情の電話がかかってくることも報告されました。
何度も書きますが、今回の事業は、社会福祉の為に行われた事業ではありません。あくまで経済の活性化の為に実施された事業と言う観点から考えれば、買えなかったからと言って「不公平だ」という言い方は、商業者から見れば的が外れています。実際、何人かの消費者の方に聞いてみたんですが、大方の人は「それは仕方ない」の一言で終わってしまいます。限度額を5万円にしても買えない人は出てきますので、同様の苦情は出てきたとも考えれますが、消費者にとって全てが「ハッピー」とは行きませんでしたが、少なくとも商店街の代表者から、褒められることはあっても、苦情の来る事業だとは思ってもみませんでしたので「自分の地区では販売がなかった」等という意見が出ること自体、不可思議な話。ビックリしました。「WIN WIN」の関係は、範囲が広がれば広がるほど難しくなってきます。