かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

顔のない町

7月14日解散、8月30日の投票日に決まったようです。今日になって衆議院での不信任案の否決、参議院で問責決議案が可決されましたが、これで一気に総選挙ムードが高まってくると「麻生降ろし」が封じられたことより、自分の選挙区が心配になってきますので、このまま「麻生さんで選挙」というのが一般的な見方のようです。どこまでも党利党略が優先する政治の世界ですが、次元の低い狸の化かし合いを見せられる国民は堪ったものではありませんね。
選挙は戦いです。私も選挙の事務局をしたことがありますが、戦術と戦略を考えていると一種の高揚感がうまれ、よく「選挙にハマる」と言いますが、周りが見えなくなります。今回は政権選択選挙と言われていますが、体制が変わるのも必要かもしれません。「負けに不思議な負けはなし」と楽天の野村監督がよく言いますが、負けて見えてくる事もあるのでは・・とにもかくにも、8月30日に向かって大きく動き出しました。

さて、昨日は、商店街連合会の代表者会を実施。今回から青年部OBの塚田君が司会を務めることになりましたので、沢山の案件があったにも関わらず1時間半で終了、以前は2~3時間掛って何も決まらなかったそうですが、格段の進歩です。
内容は、サボテン商品券に関するアンケートを実施する件、春日井まつりへの商連の参加の件など、また、カーマ・フィールの地域説明会への対応についても審議されました。前にも書きましたが、この商連は、各商店街の代表者で構成されていますが、”まちづくり”や”商店街の活性化”について議論してこなかったこともあってか、どうも議論が噛み合いません。商連としての、また商店街の存在価値が何処にあるのかもっと議論を深める必要があります。
今日になって、行政からも、この点で指摘がありました。確かに、商品券事業への各商店街、商店の対応ぶりを見ていると、返す言葉もありませんが、同時にそれだけ商店が疲弊してしまっているということかも知れません。600店とも言われる加盟店の実態は、医療施設や事務所など、小売業、サービス業以外の会員さんも含まれていますが、今回の商品券事業で、分かってきた事も沢山ありますので、これを踏まえる形で、今後の事業を検討していかなくてはとも考えています。会議所にしても、何が問題で、何をどうすれば・・という考えが、法の裏付けが無くなったせいもあるかもしれませんが、全く希薄になっています。サボテンプロジェクトの様な、枝葉の部分はともかく「春日井の商業」の在り方について議論をしていかないと、所詮、名古屋のベットタウンからは抜け出せません。いつも言いますが、中心市街地をどうするのか、もう議論を始めても良いのでは。。顔の無い街はあり得ません。

また、今日から東京神田にあるリーダーズサロンなみへいで春日井の特産品を使ったメニューが出されています。コース(7品)内、2品出されていますが、名古屋コーチンを真空調理したものと、生サボテンをサボテンきしめんのトッピングにしたものです。24日までの10日間の開催ですので、是非所用で行かれた方はお寄りください。