かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

賢明な選択

8月25日に開催した商業エキスパート講座のコーディネートをされていた名倉先生のメルマガに、勝川商店街の事をお書きいただきました。一度御覧になってください

今年度最後の一店逸品運動委員会は、チラシとポスターの最終チェックを行い、無事終了しました。昨年度と合わせて15店から出された全部で19点の商品が認定されています。この運動の良さは、お互いの商品を持ち寄り評価しあう過程が大変参考になり完成度が増す点。来年度も実施するかどうかは補助金との絡みもあるので分かりませんが、出来れば毎年続けていけると商品のグレードも徐々に上がり面白い商品群が出来るような気がします。
また、委員会の中でも、この逸品と特産品の区別がつきにくいという話もありましたが、私は、自分で自分の店に入った時、一番買いたい商品が「逸品」、地域資源等を生かしたオリジナル性がある商品を「特産品」と考えています。例えば、私のところで言えば「ひきずり」が逸品。「サボテンのアイス」は特産品という区別ですが、どちらにしても、店の看板商品に育てる事が必要です。さらには、今回の様に、会議所や行政の後押しをもらいながら、地域の看板商品になればと考えています。今年度の逸品商品は、後日、商店街連合会のHPでも紹介されていきますので、是非ご覧ください。

さて、昨日も「今が持たない」という書き方をしましたが、今日になって、以前からの取引先から「今月末で閉店する」という電話がありました。ここ数年、毎年2割づつ売り上げが減っていたそうですが「これ以上営業を続けると負債が残ってしまう」との事で、ここが見切り時と判断したようです。大正時代から続けてきた「商い」をふんぎるのは、ある意味勇気がいる事かも知れませんが、私自身は「賢明な選択」の様な気がしています。特にここ数年は、仲間内でも「頑張るな。頑張れば頑張るほど深みにはまる」と言っています。「物が売れない」「先行きが読めない」という時代背景を考えれば、このような冷静な判断も必要かもしれません。

明日は弘法市。JR主催の「さわやかウォーキング」も開催されます。天気も良さそうなので、こちらは頑張って実施しようと思っています。是非、お越しください。