かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

ALWAYS鳥居松の夕日Ⅱ

セリーグペナントレースは、Gの三連覇で決着が付いてしまいました。もちろんCSは残っていますが、坂本、亀山等の若手と小笠原、谷、阿部等のベテランが噛み合った結果、やはりバランスの良いチームが上位に来るのが最近の傾向です。素直に負けを認めましょう。しかし、この三連戦、三連敗すれば目の前での胴上げは分かっていたはずですが、まさか一勝も出来ないとは・・・我がDの戦いぶりにはがっかりしています。ブランコも年間を通じては思った以上の活躍ですが、ここへきて調子も最悪。また、流石に今日はスタメンから外れましたが、不振の李選手をスタメンで使い続けるなど、もう少し意地も見たかったのですが残念です。さあ、気を取り直して来月17日からのクライマックスシリーズに期待しましょう。

さて、今日の朝刊に鳥居松本通り商店街が主催している「ALWAYS鳥居松夕日Ⅱ」の記事が載っていました。先週の19日から始まり約一カ月開催されるそうですが、各店が所蔵する懐かしい昭和のグッズを店頭に展示してあります。
この鳥居松地区には、他にも前春日井警察のあった県道沿いの鳥居松商店街と、アーケードのある広小路商店街があります。どの商店街も一様に「衰退している」と言われてはいますが、実は個人的には、再活性化の可能性のあるのは、この”本通り商店街”だと思っています。以前、品川区商連の綱島さんを案内した時も同様の事を言われていましたが、道幅が狭く両側から店舗の軒が迫り出している雰囲気は、将に「歩いて暮らせるまちづくり」にぴったりくるからです。今回のイベントは、スローライフの「やっとかめの会」が2年前から実施していたのを、今年は商店街主催で継続したようですが、この手法は、大分豊後高田の昭和の町明智町日本大正村、また近くでは、犬山城の城下町を再現した本町通り等多数見る事が出来ます。

以前、鳥居松のある実力者から「鳥居松は昔からの金持ちが多いので、商売がダメになっても食うには困っていない」という話を聞いた事がありますが、自分たちは困っていなくても孫子の代がこの資産で食べていけるかと言えば、中々難しいのは自明の理です。勝川の様に、すべてをリセットするまちづくりが、決して良いとは思いませんが、今ある資産を有効に活用し、何が何でも生き延びるという気概だけは持ってもらいたいと思っています。また、これもいつも言っている事なのですが、鳥居松が本気になれば「オール春日井」で考える事が出来ます。どんな事でも、勝川や高蔵寺、味美で実施するには理由がいりますが、鳥居松には理由が要りません。それだけのアドバンテージを持つ地区だけに、傍から見ていると歯がゆくて仕方ありません。このイベントが契機になって「街育て」の流れが出来る事を期待します。