かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

春日井の観光

昨夜の大雨の影響で可児市を中心に、死者、行方不明を含む大きな被害が出ました。小牧、春日井でも、避難勧告が出され、時間雨量80ミリを記録。もう少し長い時間降り続くと、大変な事になっていたと予想されています。被害に遭われた方には心よりご冥福をお祈りしますが、今年の梅雨は、当初から局地的な豪雨に見舞われ、全国各地で被害が出ているようです。毎年のように異常気象と報道されていますが、自然のメカニズムが何処かで狂っているのかもしれませんね。我々人間の力は全く及ばないことは明白で、むしろ自然に対してもっと謙虚になる必要があるのかもしれません。

さて、今日は午後から春日井市観光協会の分科会に出席。今まで、総会以外これといった会議もなく、前年を踏襲するだけの事業内容でしたが、今年は分科会を設け違う切り口を検討していく事になりました。しかし、元々予算の関係もあり、協会単独での事業は難しいとの事で、他の事業との共催でしか事業が行えないという裏事情もあります。また、今年の事業は総会で承認済みなので、どちらかと言えば来年以降の在り方を中心に議論しましたが、中途半端な事業をするより、本当に全国から春日井に人が呼べる事業をするためには、他の地域”ものまね”や”二番煎じ”では、どうも腹に落ちません。
今日出た意見では、春日井がもともと軍需産業を中心に町が出来た経緯もあり、また、鷹来工廠に模擬原爆が落とされた事も最近になって分ってきましたし、名城大学農学部も、元々陸軍本部があった建物をそのまま使っている事を考えても、市内に残っています戦争遺産を使ったらという意見も出されていました。これらの負の遺産も使いようによっては、新たな観光の切り口にする事も可能です。まだまだ、他にも、中央線のトンネル群も大きな観光になる要素もあります。どちらにしても、今日の会議では結論が出るわけでもなく、今後も更に考えていく事になります。