かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

春日井のサボテン

今日の午後、日本経済新聞が発行している日経MJ(流通新聞)から、我々が取り組んでいるサボテンプロジェクトについての取材を受けました。そもそも「何で春日井でサボテンなのか」から始まり、平成6年にサボテンアイスを初めて販売した時の経緯、サボテンプロジェクトの取り組みや、サボテンの事業協同組合の目的等々、纏めて約一時間話をさせていただきました。

その後、3時からは、春日井認定特産品協議会の打ち合わせに続き、サボテン事業協同組合の設立説明会に出席。この特産品協議会は、平成16年に、翌年の愛・地球博に「みんなで出展しようぜ」と呼びかけ設立させましたが、商工会議所が実施する、特産品認定会で、商品が認定されることが参加の条件になっています。地球博以後も、春日井市内や各地のイベントに出店し、春日井の特産品を販売・PRしてきました。今週末の春日井まつりにも特産品コーナーに出店します。

今、準備している協同組合も同様ですが、個店だけでは出来ない事が、組織を作り繋がる事で可能になってきます。説明会では「参加するメリットは・・」という質問もありましたが、メリット、デメリットは、参加する事業所が、考える事で、初めからメリットを追い求め参加を決めるとボタンを掛け違います。このニュアンスの理解を得る事が難しく、結局「参加は後からでも良いですよ」という返答にならざるを得ませんでした。もちろんここで言うメリットは「儲かるか」ということで、デメリットは「損しないか」という事なので、尚更です。今後、事業協同組合は、参加者が30社前後を目安にして募集していき、早ければ11月の前半には設立総会を開催したいと思っています。

あらためて振り返ると、サボテンに出会ってからもう16年の月日が経過しています。我ながら「よくぞ今まで」という思いもありますが、あっという間の出来事とも感じています。「生産」「加工」「販売」が、三位一体となり、新たな春日井の地場産業として成立するようこれからも頑張っていきます。