今日、政府は、今月の月例経済報告で、アジアの経済成長が緩やかになっていることや、円高が進んでいる影響で、持ち直しを続けてきた日本の景気が「足踏み状態になっている」として、判断を１年８か月ぶりに下方修正しました。アメリカ、中国の経済成長が弱含みになっているのが理由との事ですが、特に急激な円高が悪影響を及ぼしているのかもしれません。昨年も、一昨年のリーマンショックに端を発した世界同時不況で、全ての企業の９０％が赤字だと言われていましたが、これから年末に向けて一層厳しい状況が続くと言われていますので、我々の様な小規模事業者は、どうすればよいのか考えもつきません。本当に頭の痛い日が続きます。
先日も、今年の初めに倒産した知人が、亡くなったと聞きました。我々事業者は、自らの命を犠牲にしてでも清算せざるを得ないこの国の仕組みに、どうにも遣り切れない気持ちがしてなりませんが、文句を言っても始まりませんので、きちんと足元を見つめて行くのが正解なんでしょう。気持ちを切らさないよう頑張っていきます。
