かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

料亭文化

昨日は午後から外食フェアーの決算のため名古屋丸の内の”とり要”さんへ。前年より出展企業も増え、さらに入場者も多かったため、まずまずの決算の様です。このフェアーは各組合が交代で幹事を担当しますので、料理組合としてはホッと一息といったところでしょうか。会議の後にはお疲れさん会も開催されましたので参加してきました。料理組合には名古屋や県下の一流どころの料亭が顔を揃えていますので、話を聞くだけで勉強になりますが、どこもこのご時世大変なようです。
昔のお客さんは、三味線や小唄をたしなむ人が多く、料亭で芸者を上げて遊びながら自然と身についていったからだそうです。芸者遊びも文化と捉えれば”粋”だったんでしょうね。時代が変わったと言えばそれまでなんでしょうが、お客さんに遊び方を教示出来なくなった料亭側の問題もあるのかもしれないという話も出ていました。いずれにしても、名古屋の超一流の八勝館さんや河文さんと言えども、料亭だけでは続けて行くのが難しく、資産を切り売りしたり、土地や名義を貸したりして切り盛りしている現状にはビックリします。古き良き時代を懐かしんでも良くはなりませんが、変わって欲しくない部分も感じます。