かちがわ通信

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「河○」さん経営権譲渡

来週(2月19日)の弘法市で、ライオンズクラブ恒例の献血活動を行いますが、その関係で、今日の例会は日本赤十字の課長さんが卓話に来られていました。愛知県では一年を通じて不足することなく来ているようですが、血液の賞味期限は21日しかありません。常に新しい血を補充する献血活動は本当に重要。大きな災害でもあれば一気に不足してきます。ライオンズの献血活動でもかつて阪神淡路大震災の時は献血する人で行列が出来たそうです。特に若い人の協力は不可欠です。

さて、今日の朝刊に名古屋丸の内の料亭「河○」さんが、東京の運営会社に経営権を譲渡したニュースが載っていました。河○さんと言えば400年の歴史を誇る名古屋では超一流の料亭ですが、新聞によると60年代をピークに、経費削減で接待需要が減り、名古屋駅前への店舗進出による借金が経営を圧迫したと書いてあります。昨年の外食フェアーの時にも社長さんと話をしましたが、営業に行っても「接待費の上限が決められているので」と言われると、こぼして見えました。確かに数万円の料理に、芸妓を呼べば相当な金額になりますから。
ただ、単年度収支は黒字??「10年先が分からない」とも書いてありますが、10年先のことなど、誰にも分かりませんよね。ブランド力がある内にと考えられたのかもしれませんが、歴史に出てくる政財界の重鎮が出入りした料亭です。名古屋の食文化の火が消えるのは本当に寂しさを感じます。