かちがわ通信

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瀬戸銀座通り商店街

瀬戸銀座通り商店街先日、安井さんと瀬戸銀座通り商店街にお邪魔してきました。ご挨拶がしたいとの事でお連れしたんですが、私もお邪魔するのは初めてで、お茶屋さんを経営されている理事長のKさんに出迎えてもらいました。この銀座通り商店街は、中小企業庁ののがんばる商店街77選に選ばれるなど、瀬戸市の中心的商店街のひとつで、商店街の空き店舗に名古屋学院大学が出店するなど、様々な事業を実施しています。

駐車場に車を止め、K理事長と話をさせていただきましたが「実は高校の後輩です」と切り出され、私の高校は、伝統で、後輩と分かった途端に言葉が変わりますので、一気に親近感も出て思わず「こいつ使えるな」とほくそ笑みました(笑) 聞けば、昨日カラー舗装が完成したとの事で、普通の舗装にテキスチャーの切れ目を入れ、特殊な塗料で色が付いているようです。狭い(約4m)道幅ですが、明るさも出て良い感じに仕上がっていました。同時に下水も整備されたそうです。ただ、アーケードに、昨年降った「雹(ひょう)」で、所々穴があき、修理する資金の工面が大変だとこぼしていました。


瀬戸銀座通り商店街全体的にシャッターが目立つ商店街ですが、中にはこういったお洒落な店も多く空き店舗を上手く活用しています。丁度、お邪魔した時にも、婦人衣料の店が閉店し、エステを出店される方が店を見に来られていましたが、ここでも昔の商店街に拘らず、生まれ変わる息吹が感じられました。また、ビックリしたのは約40店舗の店があるそうですが、全員組合に加入しているそうです。見学の途中、婦人部の会長さんとも話をしましたが、実に楽しそうに組合活動の事を話され、結束の固さと、やはりまちづくりは楽しくないとダメだと実感しました。




瀬戸銀座通り商店街この店が名古屋学院大学が、始めたマイルポストです。撤退後は”勿体ない”と地元の方が引き続いて経営されているようですが、例の瀬戸焼きそばの店になっています。もともと飲食店が無かったそうですが、先程の婦人部の会長さんの店も”鮮魚店”から”うなぎや”に業態変更。この店と併せて数店出来ています。前会長のYさんにもご挨拶に伺いましたが、聞けば三セクの街づくり会社(瀬戸まちづくり株式会社)が空き店舗を借り受け出店者を探し入店させているそうです。この三セクの事業部長さんは、以前伊勢の「おかげ横丁」に居られたそうで、行政も積極的に、こういった人材をヘッドハンティングし、まちづくりをする姿勢は素晴らしいと思います。
たまたま安井さんのお伴で伺いましたが、まちづくりの何たるかを再認識させる商店街でした。