かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

踊り場状態かも

今週は会合や打ち合わせが重なる日が多く、さらにお陰さまで仕事も忙しく大変な日を過ごさせてもらっています。なるべく外せる会議は欠席させてもらいますが、これだけ重なると席に座ってから「さて、何の会議だったか」と思いだしながらですのでエンジンがかかるのも遅れ気味(笑)まあ、開き直ってやってますが。。
さて、昨夜のP119でも、今後の商店街戦略の重要性を話させてもらいました。話の発端は、ルネック1Fの三洋堂書店が今月末で撤退し、コンビニになるという情報からです。場所自体はおそらく勝川で一番の場所。書店という業種自体が、雑誌はコンビニに奪われ、よほど何かに特化するか、圧倒的な面積で品揃えするか岐路に立っているのかもしれません。また、駅周辺が駐輪禁止になり、確かに自転車での買い物が不便になりました。どちらにしてもまた、勝川から業種がひとつ消える事になります。
また、高架下に○ックスバリューが出店するという情報も、結局はJRという企業の体質か行政でも把握できていないようです。出てから反対するという事もあるのかもしれませんが、市民から見ると商店街のエゴと捉えられる可能性があり、出来れば水面下の内に決着を付けたいとは思うんですが。先日のまちづくり協議会でも、住民組織の勝川区からも「もともと城北線が乗り入れる事が前提で駐輪場が500mも離れた場所に決められた。乗り入れが凍結され、変わりに商業施設が出来るのなら話が違う。絶対反対」と意見が出されていました。再開発事業の過程で「こんな街にしたい」という議論は随分しましたし、各施設のマーチャンダイジングも重ならないような話し合いもしてきました。結局、こういった”まちづくり”への努力も、将に「後だしじゃんけん」でおかしくなっては元も子もありません。
こういった事態に対処するには、付焼刃的に駐輪禁止を見直す(いずれは見直すとしても)とかではなく、街としての戦略を立て、戦術に落とし込む事が大切という内容です。いずれにしても一人の考えではなく、皆で議論する事が大切なんですが、「事業が完成した安堵感」か「弘法市さえやっていれば」という免罪符なのか、どうも全体が踊り場状態になっており、再開発に向けて意識が高まった20年前とは大きく違う感じがします。
さあ、明日はアトム通貨の春日井支部準備委員会のあと、この事業の記者発表をします。商店街が地域コミュニティーの核になるためのツールとして何処まで理解いただけるか、説明責任を感じています。