かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

南三陸こども夢花火

先週の週末は、落合公園の納涼まつりなど各地で夏祭りが開催されました。今年は東北大震災の関係で花火大会が中止になり、そこそこの人出はあったようですが、周辺の店舗の話を聞くと流石に花火が中止になった影響は大きいようです。中止になった理由は良く解りませんが、噂では協賛金が集まらなかったとも聞きました。
しかし、花火大会と言えば、津波で甚大な被害を出した南三陸町でも、「こども夢花火ー10年先の花を咲かせようー」というタイトルで8月13日に予定されています。1500万円とも言われる予算を、楽天市場で打ち上げ花火を販売し、協賛していただいた方の名前をチラシやネットで公表することで捻出したそうですが、このサイトに書かれている主催者の思いは、充分心に響きますし、福興市も同じですが、被災地の皆さんの復興、復旧に掛ける気持ちの強さとアイデアに本当に感心しました。当日は、ustreamでも中継されるそうですが、何としても晴れにして、子どもたちに夢を見させてあげたいものですが、例えば、春日井市の花火大会でも、実施して被災地の子供たちを招待するとか、何かアイデアが無かったのか、残念でなりません。ただ自粛では経済が疲弊すると、言われ続けているにも関わらず、我々の発想力の貧困さに情けなくなります。
今後も機会がある度に、こういったケースが出てくると思いますが、被災地の立場に立った支援の方法を考えていくべきだとも感じます。
また、勝川公園の提灯山は、相変わらずの人気で沢山の人出があったようです。これも勝川の歴史を刻む重要な地域のお祭りですが、今、被災地では伝統も歴史も全て津波で流されています。新しい歴史を刻むお手伝いが出来たらと思わずにはおられません。