かちがわ通信

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不適切テロップ問題

ここ2~3日寝苦しい夜が続きました。今年は涼しい夜が続いていましたので良く眠れてていましたが、夏バテの原因は何と言っても寝不足、健康管理には要注意です。
さて、先週木曜日の東海テレビ「ピーカンテレビ」での不適切テロップについて、特にネットを中心に非難が集中しています。今のところ擁護する発言は、当然皆無ですが、他の局でこの問題を取り上げている所も見当たらず、ネットでというところが今風とも言えるんでしょう。私もこの番組で取材していただいた事がありますが、殆どが外部の制作会社への委託で、局の社員(スタッフ)が立ち会ったりする事はまずありません。当然テロップを入れたりする編集作業も、制作会社のディレクターがするんでしょうが、今回の様な不祥事の背景には、まず一義として、広告スポンサーもままならない現実とコストの削減(人員整理)があり、結果として外部への丸投げ体質に染まった結果だと私は思っています。モラルが低下しているのは、何も放送界だけではなく到る所で聞かれる話です。
もちろんこのテロップを作成した担当者については、50歳代という話ですが、いくらなんでも見識が疑われますし非難される事は当然です。岩手県の農業関係者から見れば、涙が出るくらい不条理な内容というのも充分理解できます。しかし、部外者が、ヒステリックに攻撃する事が良い事かどうかは冷静に判断する事も必要。言葉だけの民主主義の危うさは今の政治家を見ていれば明らかなように両刃の剣です。どちらにしても、放送局だけでなく日本全体が「不遜」、もっともっと謙虚になる事が大切です。