かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

マスコミと社会

2011111910510000朝から大雨洪水注意報が出るくらいの大雨、しかし、今月の弘法市は尾張の鳴子チームが一堂に会する第1回の東舞祭です。出店者もキャンセルが相次ぎ観客も少な目・・・仕方がありませんね。しかし、これで4か月連続で雨です(涙) こうなると日曜日に予備日でも作っておいた方が良いのかも。難しいところです。


さて、弘法市である人から「昨日の新聞見た」と聞かれました。このところ本当に忙しく、ゆっくり新聞に目を通す暇がなかったので、改めて見直したところ、県内版にぺーぱーナイフ「春日井市の不思議」という 署名記事が載っていました。内容は、取材した記事に、いちいち市役所職員から検閲?が入るとのこと。学校統合や救急医療など微妙な問題に多いとのことです。同時に市が説明責任を果たしていないことにも言及していますが、中日新聞春日井市の蜜月関係を考えれば本当に勇気のある発言だと感心しました。
また、この記事の右上に、全国土地活用モデル大賞の審査委員長賞(三席)に愛岐トンネル群再生委員会が選ばれたニュースが載っていました。年間予算4百万円足らずの活動が全国的に認められたことは、特筆すべきことで、「企業でも官公庁でもない一般市民が、知恵を絞り、資金をねん出した」点が評価されたようです。以前から観光協会の分科会でも、事あるごとに、この愛岐トンネル群の話は切り出したんですが、市は、予算の関係だと思いますが、どうも気乗り薄です。従って、多分関係部署の職員は斜めに読んでいるのでは・・・
この両方の記事は、春日井支局のTさんですが、基本的にマスコミは反体制だと思っていますので体制側へのチェック機能は重要で、むしろ御用記事を書かせようとする職員に問題があると思っています。しかし、十分に取材される側の意志が表現されているかというと、必ずしもそうでない場合も多々あります。記者の思い込みでストーリーを作ってしまう場合です。テレビでも新聞でも、与えられた尺の中で表現する限界も感じますが、内容によっては誤解を与えたり、取り返しのつかない場合もあるだけに厄介な問題です。
マスコミと社会の関係は、永遠のテーマかもしれません。