かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

やる気と本気

先日お知らせした100人委員会の準備委員ですが、数名の方が参加の表明をしてもらいホッとしています。7月後半に一回目の打ち合わせ会を予定していますが、前にも書きましたが、私は一歩下がって若い人が動き易いようにサポートに回りますし、同様にある程度の年配者は口を挟ませないようにしていくつもりです。よく「商店街活動に若者が参加しなくて困っている」という話を聞きますし、「若い人の意見を取り入れて・・」という長老の話も聞かれます。しかし、意見だけ聞いて実施するのがいつものメンバーでは変わりようがありません。意見を聴くなら実施まで任せるくらいの気持ちがなければ街は変わりませんよね。兎に角、自分自身一番嫌いな「老害」にならないように気をつけて行きます。

さて、まちづくりの話をする時、必ず「やる気」と「本気」の違いを話させてもらいます。この違いは、一言で言えば「結果に責任を持つか持たないか」言葉を変えれば「お金を出すか出さないか」の違いだと思っていますが、先日ある会合で、「水野さんがいつも言ってる事ですよね」と逆に言われハッとしました。ここ数年、このプロジェクトの事業の進捗が思わしくなく、確かにいろんな問題が出ていますが、当初、「本気」だったこの事業も、いつの間にか、ただの「やる気」に変化し、提案される事をこなすだけの踊り場状態になってきています。もちろん金を出せば良いという訳ではありませんが、苦労は多くても全員が一致して前に進める状況を、早く取り戻さないと大変なことになりかねません。一日も早く、「はい」という素直な心、「お陰様で」という謙虚な心。。この原点まで戻らないと・・・