かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

聴覚障がい者の皆さんへ

2012082213340000昨日の例会は、春日井ライオンズが設立50周年の記念事業として耳の聞こえない人が、災害時に障がい者であることが判別できるためのバンダナと手話のトレーニングソフト三式を寄贈しましたので、愛知県聴覚障害者協会から園田副理事長がお越しになりました。園田副理事長ご自身も生まれつきの聴覚障害があり、手話通訳を通してご挨拶をいただきました。
間近に手話でのご挨拶は初めてでしたが、細かい表現もきちんとされておりびっくり。また、アメリカでは手話が公用語になっているそうですが、日本ではなっておらずこの運動も進めていると言われていました。
さらに、ゾーンの役員をされている太田ZCも挨拶の中で、盲導犬は皆さんご存知でしょうが、聴導犬は育てるのが難しく、3000頭訓練して一頭しか育たないと話されていました。

園田副理事長も言われていましたが、聴覚障がい者は見た目は健常者と全く変わらないので、それだけに理解されにくいそうです。数年前、中日ドラゴンズに在籍した石井投手(現:日ハム)が障がいをものともせず活躍し、初勝利を挙げた試合で福留選手と一緒にお立ち台に上がったシーンは感動的でしたが、少しでも前向きに努力する事は、障がいがあろうとなかろうと一緒です。今回のバンダナとトレーニングソフトが、気持ちの上で少しでもお役に立てれば良いのですが。