南三陸町歌津地区伊里前の福興商店街です。旧歌津公民館跡に７軒程でしょうか海に向かって一列に並んでいます。たまたまかもしれませんが、観光客は少なそうで、むしろ地域のための商店街のようです。美容院、電気店、青果店などが並んでします。この後ろには歌津中学校の校舎があり避難場所になっています。どの仮設商店街も避難場所が確保されており、これが設置の条件になっているそうです。
歌津から志津川までは約10分。今回初めて訪れたメンバーも多かったので、とりあえず港からおさかな通り商店街があった周辺を一周し案内しました。丁度この日は大潮だったようで殆どが３０cm程水没していました。計画ではこの周辺を４m５０cm嵩上げするそうです。５月の福興市が行われた志津川中学にも行きました。ここは震災直後クラブから「なんでも帳」を寄贈した学校です。
4時半の約束でしたが、多少早めに到着。庁舎の前で、まず記念撮影です。車は四駆の軽自動車（マツダAZオフロード）。山間部の仮設住宅や高齢者宅に物資を届けるため依頼されました。写真は車から佐藤仁町長、住友会長、志津川ライオンズの阿部会長です。特に冬場は雪が多いので機動力が重要。しっかりお役に立てればと思います。その後、庁舎内で寄贈式を実施。聞けば今回この様な形で行われるのは異例だそうですが、阿部会長、及川さん山内さん始めクラブのメンバーの配慮に感謝します。
さて、その後6時半からさんさん商店街内の「はしもと」さんで開催された志津川ライオンズの10月例会に出席。今回は、志津川LCに町との間に入っていただいた関係で、共同アクトにしましたので阿部会長から感謝状をいただきました。姉妹クラブの台北市長安LCも名前を連ねます。
引き続きの懇親会にもメンバーでもある佐藤町長に出席していただき、初めてゆっくりお話を伺うことが出来ました。震災そのものの大変さは言うに及ばず、その後のご苦労はびっくりする話ばかり。ここでは書けない内容の話も伺い改めて、今回の災害がもたらした影響を知ることが出来ました。宿泊はいつものホテル観洋です。今日も被災地を巡るツアーの観光バスが数十台・・超満員です。
