かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

鉄腕アトムとドラえもん

BlogPaint春日井まつりが終了して約2週間。今日は、ホテルプラザで関係者による感謝の夕べです。春日井まつりも、伊藤市長に代わった5年前から「市民との協働」を謳い文句にその姿を変えられきましたが、当初はどこかよそよそしく「結局、協働といっても市民への下請け?」とも思っていましたが、今年は何となくですが少し変わってきた事を実感しました。どこがと言われると困るんですが、市役所の職員より民間人が目立っていたというのが理由でしょうか。出店者の内容にも変化を感じました。来年は市制70周年の記念の年。準備も始まったようですが、さてどんな企画になるんでしょう。楽しみです。

さて、以前から学校で話をしてくれと頼まれると、最後に必ずするのが鉄腕アトムドラえもんの話です。鉄腕アトムは、ご存知、手塚治虫さんが丁度60年前発表した漫画です。60年前といえば、私が生まれた昭和27年。まだ戦争の傷跡が残り、何より広島、長崎に落とされた原爆のイメージが強烈だったと思われるこの年に原子力をエネルギーとしたロボットを、たとえ漫画といえ書いた眼力、胆力には改めて驚かされます。
このアトムですが、漫画の中での誕生日は2003年4月7日となっています。一方、ドラえもんの誕生日は2112年9月3日、今から丁度100年後です。この両者はロボットですが、アトムが原子力で動くのに対し、ドラえもんは、好物がどら焼きと言うくらいですから人間と同じ食べ物を動力とし、しかもトイレに行く場面はありませんので、排出物は0。110年経過するとロボットもこのように変わってくるという話で続くんですが、結論は、手塚治虫さんや藤子不二雄さんが夢見た50年先、100年先も努力すれば実現可能になるので、是非、夢を持ち続けて欲しいという内容で締めくくります。

特に私も記憶があるんですが、のび太が公園の砂場で遊んでいる時に、お母さんと約束の時間が来てしまい「ここからお母さんに遅くなることが伝えられたら」と話す場面がありました。まさかこの漫画から発想されたわけではないんでしょうが携帯電話を暗示させます。これを始め色んな未来が暗示されているところを考えれば、このドラえもんは、人に寄り添う100年後のロボットの姿なのかもしれません。
ところで、このドラえもんはお腹に四次元ポケットを標準装備しています。アイテム数は1024個だそうですが、人気のアイテムは1、タケコプター 2、タイムマシン 3、どこでもドアだそうです。最近、PCでグーグルマップをはじめ各地の映像や写真を簡単に見ることが出来ますが、先日ふとこの「どこでもドア」を思い出しました。居ながらにして世界中を旅することが出来るネットの世界は、将にどこでもドアだと思いませんか。。

話を戻しますが、50年先、100年先の春日井まつりって何が行われているんでしょう。子供たちに考えてもらうのも面白いかもしれませんが、考えるだけでワクワクしてきますね。