決して河村さんを応援しているわけではありません。ましてやお隣の名古屋市の選挙ですから特に関心があったわけでもありません。昨夜、仕事を終え家に帰ってテレビをつけると、偶々中京テレビの選挙特番（番組名も忘れましたが）が目に入り、そういえば選挙だったなという程度で見ていました。
しかし、見ている内に段々腹が立ってくるくらい本当に酷い内容にビックリ。。投票率の低さは、これはこれで問題なんでしょうが、中継で繋がった河村市長に結果として２０万票以上減らした点で何度も食い下がり、挙句に局独自の出口調査で市民の関心事が、景気、福祉、減税の順番だったとし、河村さんが一丁目一番地に据えている５％減税が必ずしも支持された訳ではないとの論法。。局の出口調査の精度は分かりませんが、調査のデータ（サンプル数、調査方法等々）も示さず、ただただ批判の嵐には呆れてしまいました。また、減税が最大の経済対策と言う河村さんにお金を貰ったわけではないという恩田アナ・・・いつもバラエティや情報番組でヘラヘラしている姿が目に浮かぶ看板アナですが、マスコミとしての意識の低さと論点の曖昧さは目を覆うばかりです。他局の番組は見ていませんが、もう少し冷静に選挙結果を分析し、票数を減らしたとは言え６０％以上の得票率で当選した市長ですから、もっと言えば投票した４５万人の期待が篭った切り口が必要なのではと思います。民意を装うことの卑劣さをマスコミは反省すべきです。
