かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

商工業審議会

朝10時半から開催の春日井市の商工業振興審議会、商業事前ミーティングに出席。今回の審議会は産業ビジョンの見直しがテーマになっています。今まで何度となく開催された会議の中で、日頃感じている点については話をさせて頂いていますが、何を持って地域の活性化とするのか明確な指標がないまま話が進んできました。商工業は地域を下支えする、家庭で言えば、収入をどうやって稼ぐかということですから大変重要な課題なんですが、この認識がなく、前回の案があまりに総花的だったことで、単に字面の良い施策が結果として並んでいました。むしろ実態に即した内容に変えていかなくてはというのが私の考えです。そこで敢えて自立分散型という言葉を使いましたが、裏を返せば中央集権的でない、言葉を変えれば行政主導型ではない、地区が知恵を絞り本当の成果が出せる仕組みに変えていかないと、何時までたっても地域商業は育たないのではという意味です。そのためには、まちづくりの担い手をどう発掘して育てるのか、このビジョンや仕組みが大切なのではと感じています。ただ、行政の後ろにいいる某シンクタンクから、前回の計画で春日井駅南の再開発事業が提案されていたが今回はどうしますか・・とか、起業家を育てるインキュベーターの役目を商店街の機能として持たせるという提案があったのだが・・という発言がありましたが、絵に書いた餅では意味がありません。まさに「誰が」「いつ」やるのか踏み込んだ内容にしなくてはと感じます。改めて書きますが、アリバイ作りの会議にならないようにしていきたいと思います。