かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

まちづくりは過酷な事業?

来年の6月に宮町にオープンする平和堂春日井店のテナント募集の件で、担当者が商連にお越しになりました。クリーニング、ベーカリー、ファストフード等が対象です。優先的に出店させていただけるのかと思えば「不利にならないよう努力します」という返答? 春日井の北西部地区は大型スーパーや専門大店が乱立し、今や地域商業が皆無の状態です。「土地を取得したので撤退はしません」とのことですが、どうなんでしょうネ

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さて、今日は犬山ホテルで開催された犬山まちづくり会社の10周年記念祝賀会に出席させてもらいました。「まちづくり会社をやっているので参考になるだろう」と松尾会頭からの厳命です。

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ヒトモノカネとは言うけど、やはり一番大切なのは、街への思い。100年先の犬山を考えてという日比野社長(会頭)の迫力には脱帽です。また、愛知建築士会主催の第8回愛知建築士生コンペ、犬山を国際観光都市にする「新しい核を考える」が吹上で行われるそうです。通年でも20万人前後の登閣者数が、今年は9月末で33万人、城を中心に整備されつつある弐番館事業は10月に13号館がオープンすると言われていましたが、イベントも多彩に実施されている結果なのかもしれませんね。日比野社長はまだ3合目だと言っておられましたが、国宝叙庵、明治村、鵜飼等観光資源は豊富だが、学生達がどんな核を創造するのか結果が楽しみです。しかし、こういうまちづくりには痛みを伴うのも事実、昨夜の華やかな祝賀式典では、うかがい知れぬ苦労話も関係者から聞くことが出来ました。血や涙を流す者がいて成し遂げられる事を肝に命ずる必要があると思います。まちづくりは本当に過酷です。