かちがわ通信

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故成瀬亘彦さんの思い出

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春日井市肢体不自由児・者父母の会設立50周年の記念式典に、春日井ライオンズクラブとしてご招待いただき参加させていただきました。田中会長から「まだまだ法整備も充分でなかった昭和38年、会員の社会的自立を図るため設立された」とご挨拶がありましたが、30年間会長を務められた前会長で元市議 故成瀬亘彦先生の功績にも触れられ大変懐かしい思いで伺いました。

成瀬先生には以前就任当時の話を伺う機会がありましたが、駅南の松田先生(元県議)から「お前障がいのある子はおらんけど、会長に就任しろ」と言われ訳も分からないまま引き受けたそうです。しかし、以後30年に亘って障がい者福祉に尽力される姿は、みなさんご存知のとおりで本当に頭の下がる思いで見させていただきました。晩年には大臣表彰を初め旭日単光章を叙勲されています。

春日井ライオンズクラブでは、毎年障がいのある方とのふれあい事業を実施しています。名古屋港水族館ナゴヤドームでの野球観戦、少年自然の家やリトルワールドでのバーベキュー、昨年は稲沢のグランドボールでボーリング大会を開催しましたが、いつも大きな声で「本当にありがとう」と言ってくれた姿が目に浮かびます。