転嫁カルテル

今日は定休日ですが、11時半からの正副会頭会議に続き、2時からは２月常議員会に出席。延々の会議でグッタリ！　古い型式の私は、間に煙を吐かないと前に進めないのです。
さて、 今日の会議では、先日ここでも書いた「転嫁カルテル」の件を承認していただきました。その内容ですが、日本商工会議所が昨年10月に行った調査では、消費税率の引き上げに伴い、税率引き上げ分の価格への転嫁が困難と回答した中小企業が6割を超えるなど、中小企業、小規模事業者にとって大きな課題となっているため、消費マインドの冷え込みは当然ですが、一番大きな問題は競合他社との価格競争の激化が予想され転嫁を躊躇することを回避するためというものです。
ついては、総額表示義務の緩和に伴い、既に市内流通大手量販店は、外税表示方式が表明されていますが、転嫁出来ない（しない）場合は原価率等への影響も大きく、結果として経営を圧迫しかねない事態になるとも考えられため。円滑な転嫁を安心して行うために、商工会議所に加盟している小売・サービス店舗、飲食店等において転嫁カルテルを結び、統一することで競合他社との無用な競争を避けることが出来ればとというものです。商連でも同様に考えていければと思います。