高蔵寺ニュータウン空き家リノベーション

高蔵寺ニュータウン住宅流通促進協議会が主催する「高蔵寺ニュータウン空き家リノベーションアイデアコンペ」の受賞作品が、会議所の４階会議室に展示されていたので見てきました。このコンペ、高蔵寺ニュータウンに現存する中古住宅２棟を、リノベーションし流通を促そうという目的で開催されていたようですが、春日井市内の建築業者を始め全国から応募があったようです。後輩の会社も共同提案しており優秀賞と入賞に社名が書いてありました。

実際施工されるのかどうかはわかりませんが、単に古い住宅を改装するのではなく「今あるものをどう使うかという発想の転換から始まる」とはTANEYAでもお世話になったライオン建築事務所の嶋田さんの言葉です。要綱を見ると想定するライフスタイル・・・との記載がありますが、少なくてもこの要綱を見るだけでは、この住宅にお住まいの方がどのような生活をされ、どのようなご希望があるのか分かりません。結果を見る我々にも、その点での説明が無く、単に受賞作品の引き伸ばされたピンボケのパネルだけでは伝わらないのではと思ってしまいました。事業のための事業では、仏作って魂入れず・・です。