今日は春日井LCと春日井さくらLCの年に一回の合同例会。ゲストは中部大学客員教授で毎日新聞客員編集委員の西川恵氏です。
新聞記者時代フランスに駐在されていたそうですが、エリゼ宮(仏大統領府)での賓客の晩餐会のメニューやワインリストから「食」と「外交」の関係性について興味を持たれ調べられたそうです。
特に自ら癌を宣告されながらも、自身の「在任中に是非」と平成天皇を国賓として迎えられたミッテラン仏大統領の歓待ぶりには、昭和天皇がご崩御された時、欧州諸国が参列を控える中大統領自らが参列された親日家であること以上に天皇家を尊敬していた様子が伺え大変感動されたそうです。
この様にどの国でも食やワインを調べると外交関係や力関係が透けて見えると言われていましたが、唯一誰に対しても最高の食とワインを提供しているのが「宮中」とのこと。天皇の平等外交のお心に感嘆します。