かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

シャッター商店街の内側 5.03

FBで知人が一宮本町商店街の閑散とした写真を投稿を見たんですが、これは一宮だけではなく全国の商店街が同様の危機感を抱えている問題。変化は一朝一夕では無いので、まさに茹でガエル。気が付いた時には手の打ちようがないのが現状だ。でもシャッターの内側の住民(商店主)は借金も無く、息子は企業に就職し生活には困っていない。何とかしようという気は無いがプライド(勝川でも某和菓子店が廃業した時「暖簾にキズがつくので同業には貸したくない」と聞いて顎が落ちたw)だけはある。さらにアーケードがある商店街は負担金が発生し不動産も流動化しない。このままではスラム化が進み街が荒れる事になる。

さて、どうするか......もはや対処療法的公的支援では何とも手の打ちようがない。場当たり的イベント打っても当日の人出は常連客にはならない。むしろやらない方が良い。それなら全国の成功事例を視察し.....これも背景が違うのでそのままマネてもダメ、むしろ視察先を間違えると劣化コピーする羽目になり却って衰退する。

方法論はたった一つ。キチンと地元市場に向き合い自分達の頭で考える事。意味のないプライドは捨て、パブリックマインド(志)とそろばんを片手に少しでも早く再スタートを切る事が大切なんだと思います。そのインセンティブは外圧でも何でも良いのでは。。頑張れ!全国の商店街の同士!!我々は絶滅危惧種ではないぞ!!