かちがわ通信

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アトム通貨説明会

eed57f1d.jpg朝の仕事を済ませ午後2時から新宿消費生活センター高田馬場)で開催の地域通貨アトム通貨」の事業説明会に出席するため新幹線に飛び乗りました。会場には北は札幌から南は石垣島まで全国各地から約50名の出席者で一杯です。聞けば東京都の消防法の関係で定員以上の入場が制限されたため、申し込みがあってもお断りした人がかなりあったようです。

今回の事業説明会は、早稲田・高田馬場で始まったこの事業を、地域拡大するために開催されましたが、冒頭、実行委員会の会長の安井さんから挨拶があり、その後、副会長で手塚プロダクションの部長さんの石渡さんからシステム全般について、また同じく手塚プロダクションの日高さんから広報全般について、最後に事務局長をしている木下君が申請手続きについて説明しました。
このアトム通貨は、弘法スタンプのようなポイントサービスではなく「ありがとう」という気持ちを形にする事業で、コミュニティーを再構築するツールとして考えられたシステムです。例えば飲食店で発行する場合、弘法スタンプでは飲食代金の一部を還元しますが、このアトム通貨では「マイ箸持参の方に10馬力(10円相当)を差し上げる」といった具合に、目的は「未来のこどもたちのために」「地球環境にやさしい社会」「地域コミュニティが活発な社会」「教育に真摯な社会」の4つの理念ももと「ありがとう」が溢れるまちづくりを推進する事が挙げられています。この目的の遂行のために商店街やPTA、NPO、自治体、企業が全体で費用を負担し構築しますので、将に地域づくりのためのアライアンスの核に位置づけても良いと感じています。
昨日の二水会でも、今までの町内会、子供会、婦人会といった地縁を基にした組織の限界も語られていましたが、新しいコミュニティを構築する必要も同時に出てきます。そんなツールとしての可能性もあるのかもしれません。