かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

家賃支援給付金の概要

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2月中旬に行った瀬戸大橋です。今思えばギリギリのタイミングでしたが、心置きなく旅行に出られる日が待ち遠しいですね。随分ストレスも溜まってきました。

このところ、コロナ対応も含めて何本ものプロジェクトを同時に走らせていますが、年齢、能力のせいなんでしょう自分自身のマネジメントが上手くいかない場面も出ています。例えば仕事やプライベートの連絡方法も、相手によって4つのメールアドレスとMessenger、Lineを使い分けていますが、特にメールはスパムや迷惑メールが多くPCを立ち上げると100本位受信していて削除だけで数分かかってしまいます。先日ある人のFBに「Gmailにすべて転送してフィルターをかけると楽に整理できる」と書いてあったので今度挑戦してみます。まあ、生産性の向上?なんですが、便利になればなったで次の課題が出てきます。おじさんの悩みですね(笑)

余談はさておき、国の二次補正で発表されていた「家賃支援給付金」ですが、やっとその概要が発表されました。支給対象は中堅、中小、小規模、個人(含フリーランス)となっており、申請の方法は持続化給付金とほぼ同じで5~12月のうち1か月50%以上か連続する3か月の合計が前年比30%以下の場合が前提。直近3か月の支払実績が必要で給付額は直近1か月の金額×6か月分、法人は600万、個人は300万が上限です。ただし、書面通りに受け取れば、家賃も払えないほど困って延納している事業者は申請出来ないことになってしまいます。柔軟な対応をしてもらえると良いのですが。

(詳細は経済産業省のHPhttps://www.meti.go.jp/covid-19/yachin-kyufu/index.html をご覧ください)

早速、来週早々にパレッタ、パセオやままま勝川など関係するテナントに情報提供していきますが、先日の役員会で20%3か月の減免を決めたばかりですので、この国の支援金との兼ね合いも考慮する必要が出てきました。少し考えます。

春日井応援券「つかエール」

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コロナに負けるな『つかエール』の打ち合わせ時に中日新聞の取材がありました。明日の近郊版に掲載されるとのことです。今回は、例年開催するプレミアム付「はっぴーサボテン商品券」とは違い、コロナで影響が出ている店舗を直接支援するため、お客様が使用する店を指名し、最大10万円まで購入できるという方法で実施することになっています。春日井市の産業部長の発案で、実行委員会を中心に手直しをし要綱を作りましたが、主催者側から言うと「約700万円程度かかっていた券の印刷代がなく、また、銀行を経由しないため換金手数料もゼロ。事務局もデータを入力し引換券を郵送するだけ。コロナの影響がなかったスーパーやコンビニ、大型店を明確に外せる方法」と大幅に経費も手間も省ける画期的な仕組みだと考えていました。しかし、ここへきて「消費者に分かりにくい」とか「指名した店舗でしか使えない」ことに意見が出され、第2弾で見直しをかけることで決着しました。修正案は後日発表になりますが、確かにこの部分は当初この案を聞いたときに危惧していた点です。ただ、どんな案でも一長一短あり、今回はデメリットよりメリットが勝ると考え進めてきました。また、今回の補助金は年度跨ぎも大丈夫と言われていますので、売り切れなかった場合は、政府が主導するGoToキャンペーンとの兼ね合いも調整しながら、第2波、第3波にも備えることを確認しています。

先の見えない長いトンネル

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写真は6月の初旬に行った、稲沢の大塚性海寺歴史公園のあじさい(ブルースカイ)です。桜の名所は沢山ありますが、こういった何気ない花も良いですね。コロナの関係であじさい祭りは中止になったようですが、結構な人が見に来られていました。

さて、緊急事態宣言の解除後、少しづつですが日常が戻ってきました。特に6月に入ってからは車の通行量も増え春日井市内での渋滞も発生しています。ある意味見かけはコロナ以前に戻りつつありますが、経済活動は5~60%程度でしょうか、飲食に限って言えば、若者相手の居酒屋等は戻りつつあるようですが、大手企業の接待自粛が続いているせいか、大人数の宴会などはほぼ壊滅状態が続いています。当然ですが2次会もありませんので、22時以降はまだまだ先は長そうです。先日、高校の同級生3人と久しぶりに伏見界隈で飲んだんですが「コロナ対策をしている店には閑古鳥が鳴き、していない店には結構な客入りがある」と店のオーナーが言っていました。コロナに敏感にならざるを得ない客層とそうでない店の差なんでしょうかね。理解不能です。

また、ここへきて製造業にも影響が出始めたようです。新規の受注がないためとのことですが、元々人口減で縮退局面だっただけに、一気に淘汰が進むのかもしれません。IT、ICT、ItOを活用した生産性の向上、働き方改革などへの考え方も、コロナ以前とは様変わりしています。先が見えない長いトンネルをいつ抜け出せるのか、むしろ今後への不安が募ってきます。

ホテルナゴヤキャッスル閉鎖

ホテルナゴヤキャッスル(名古屋市西区)

名古屋を代表する高級ホテルの「ホテルナゴヤキャッスル」が建て替えのため9月末で閉鎖になるようです。2024年には新しいホテルとして開業の予定だそうですが時期的にはコロナ騒動が収まり宿泊需要もその頃には復活しているでしょうから、まあ、良いタイミングなのかもしれません。

さて、このキャッスルホテル、利用する側としてはライオンズクラブのキャビネットや334-A地区の大会や会合はここか系列のキャッスルプラザが多く、また自民党政経パーティや、銀行系のセミナー、懐かしいところでは元ドラゴンズの星野監督を応援する会などのイベントで行く機会が殆どでした。もちろん宿泊したことは無く個人では数回食事に行った記憶がある程度、まあ、中々敷居の高いホテルです。ただ、随分以前ですが和食の総料理長が、組合の理事長をされていたので教えを請いに何度か行きましたし、平成6年当時の春日井西武で開催した第一回春日井フェアーに出品した「サボテンアイス」は洋食のスタッフにお願いし、仕事が終了した夜9時ごろから内緒でアイスクリームの機械を使わせてもらい製造しました。もう30年近く前の話しですから時効だと思いますが(笑) そういう意味でも、記憶に残るホテルの一つです。

今後は部屋数を減らしスイート中心で、海外のセレブ含む富裕層相手の路線になるそうですが、3000名収容の天守の間は無くなるようなので名古屋でのコンベンション機能の低下が危惧されます。時間の経過とともに、近代人間の作るものはどんどん劣化、ないし陳腐化していくのは仕方がないのかもしれませんが、こういう開発話を聞くたびに疲れを感じるのは年齢なんでしょうか? 変わらない価値を作ることにもう少し傾注したほうが人間らしさを保つためにも良いかもしれませんね。

家賃支援制度

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Hatenaブログからセキュリティ強化のため http:からhttps:に変更になると連絡が来ました。いままで他のPCからつなぐと「安全でないサイト」と警告が出ていました。まあ、大きな変更はないのですがFB等からのアクセス数がすべてリセットされています。

さて、多少人の移動や経済活動が戻ってきているのか、昨日辺りから道路はコロナ以前の渋滞が復活しています。人気のファミレスの駐車場もほぼ満車、他の店も8割方車が止っていました。ただ、昨夜名古屋でフード関係のイベントを企画する会社の知人とZoomで話をしましたが、郊外の若者中心の小型店は、ほぼコロナ前の状態に戻っているけど、都心の店や客席の多い大箱の店は閑古鳥が鳴いていて、ここへきて家賃が払えず廃業するところが後を絶たないようです。賃料の絶対額が違いますので単純な比較は出来ませんが、賃料は人件費とともに固定費の大きな柱です。賃料に関しては・固定資産税の納税の猶予(令和2年度分)・固定資産税の減免措置(令和3年度分)・家賃を減額した場合の法人税法上の損金算入扱いの3つしかなく、すべて賃料減額を促す家主側への支援策でしたが、今回、家賃支援制度が出来、コロナで影響があったテナントに直接支援金が届く制度です。遅きに失する感がしないでもありませんが、緊急事態宣言が解除されても、すぐには戻らないところから考案されたようです。詳しくは以下のサイトをご覧ください。

https://kaikeizine.jp/article/16083/

 

(一社)春日井市観光コンベンション協会新体制

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書面審議の結果は聞いていませんが、6月の商工会議所会報で発表されてしまいました。これで否決されていたらどうなるんでしょうね(-_-;) 何はともあれ、松尾前会長の後を受けての就任となりましたが、昨年秋、会頭職を辞された時「観光コンベンション協会は頼む」と強く言われていましたので、人事も含めて新しく一歩でも前に進めるよう考えていました。しかし、その時には、まさかこんな状況になるとは夢にも思わず、ある意味すべてリセットを余儀なくされています。春日井駅にある「リリック」も現在は閉鎖中、なにより会合を行うこともままならず頭を抱えています。

しかし、マイナスだけではないと自分に言い聞かせ、例えば、いままで春日井市には観光らしい観光のDNAが見つからなかったんですが、あい農パーク、愛岐トンネル群や弥勒山一帯を、青年部が政策提案してくれた「自然の入り口」という切り口でグランピング施設等を整備し、都会との距離を生かした足元観光ができるかもと考え始めています。また、落合公園、朝宮公園を活用した公園コンセッションも、行政資産の利活用という観点からテーマにしていきたいと考えています。
公民連携事業として清水屋さんナフコさんに委託運営中の移動販売車事業が、コロナで出歩くことが制限されているためか前年比150%以上と好調なことから、一歩先を行く宅配事業も準備を進めていきます。これは単に弁当の宅配という事ではなく、アフターコロナを見据えた新しい生活様式を考えるうえで、市民と事業者等のトラフィックを構築し、その上に複層的に情報やサービスを乗せていく構想です。来週早々、市に説明に行きますが、企業や大学との連携を進めながら腰を据えて取り組んでいこうと思っています。

いずれにしても、全ての事業が手探りなんですが、コロナが終息したときにすぐに稼働できるよう準備を進めておきます。是非、ご理解ご協力をお願いします。拝

ZOOMでのセミナー

26.28.29日と三回連続で開催された第2回狂犬セミナー民間事業者に参加してみました。もちろん今まで何回も話をし事業も一緒にやってきた木下君ですが、彼のネットワークを見てみたいという思いと、やはりコロナへの対応をどう考えるかという部分で、地方で活躍している若いメンバーが何を考えているのか興味があったためです。ZOOMでの講習会には何度か参加しましたが、今後の主流になっていくんでしょうね。内容についてはいずれ書きますが、全国でもトップを走る論客が揃い木下君の人脈に改めて感心しました。

さて、新規事業・業態転換支援補助金への応募ですが、4日間で予算オーバーです。約140件の応募があったそうです。昨日担当者から呼び出され対応を協議してきましたが、今後は応募の受付はするものの一旦保留とし、提出済みの内容を精査したり、場合によっては市に追加支援をお願いすることで出来るだけ沢山の皆さんに行き渡るように進めていきます。

ここで一つご報告です。GW明けでしたが、かねてより施設でお世話になっていました母親が91歳の生涯を終えました。コロナ騒動から面会が出来ず電話で様子を聞くしかなく、それまでは車椅子ながら食堂で会話もできたんですが、やはり歳が歳だけに家族の顔が見られなかった事で食は細くなり力が出なかったのかなとも感じています。主治医の先生からは「木が枯れる如く」と表現していただきましたが、何の苦しみもなく逝ったことは息子としては一安心でした。また、通夜も葬儀もこんな時ですから近親者だけで行い、お世話になった商店街の皆さん他には後日FAX等でお知らせさせていただきました。これで三七日を経過しましたが、いまだに施設にいるような感覚です。

そんなこんなで、慌ただしい毎日を過ごし、この間2回ほど熱が出てダウンしましたが「ピンチはチャンスの導火線」もう少し頑張ります。

緊急事態宣言解除なんですが

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14日に緊急事態宣言が愛知県を含む39県で解除されましたが、町では「不要不急の外出は控えましょう」と街宣活動中です。今日神領駅付近で遭遇したのは春日井ライオンズクラブが14、5年前に寄贈した広報車。まだ、現役で頑張っていることはうれしいですね。さて、緊急事態宣言が解除されてどっと人出が戻ったかというとそうはいきません。まだまだ感染者も出ていますし、なにせワクチンの開発が進まない以上怖いですよね。人間は「お化け」のように正体の分からないものに恐怖を感じるそうですから。

さて、本店も今日から夜の営業を再開します。当分はメニューも絞り、午後7時OS、8時閉店の時短営業ですが「少しづつでも前に進めないと」という思いです。近辺の店舗も少しづつ夜の営業が再開されていますが、小さなお店で常連客が付いてるところはそれなりに入っているとのことです。よくよく考えてみれば、法人200万個人100万の持続化給付金も50万支給される県市感染症予防協力金、ひとり10万配られる特別定額給付金雇用調整助成金からアベノマスクに至るまで、何一つ手元に届かないのには、ビックリ。やるやる詐欺と言われる所以かもしれません。公的な部分でも、今後の対策に会合を重ねる日も多いのですが、良かれと思って算段したことや、少しでも営業の足しになればと準備を進めれば「めんどくさい」と言われたり「各自がバラバラに対応しても効率が悪いのでなるべくスピード感を持って集中的にが大切と言い聞かせても・・・・」

個人的にも連休明けに取り込み事があり奔走していましたので、先週末辺りからこの疲れも重なり、常に眠気と戦っています(-_-;) まあ、若くは無いという事なんでしょうかね。頑張ります。

防護服を春日井市民病院へ寄贈

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先月の24日、東京・早稲田商店会の安井さんから「福岡県豊前市さんでご購入された新型コロナウィルス対策の防護服の資料を送ります。地元行政で防護服5点セットにニーズが有るようでしたらお知らせ下さい」とのメールが有り、同じ日に春日井市の産業部長から「病院で使用している防護服が手に入りにくい状況であり情報があればお知らせください」との連絡があったので、早速ご紹介しました。しかし、数日待っても、なかなか返事が来なかったので、春日井ライオンズクラブの冨田会長に「こういう話があるけどライオンズで寄贈しない?」と連絡をしたら「是非に」と決断してくれ、早速、理事会に書面決議してもらい寄贈することが決定。すぐに安井さん経由で発注すると一週間も経たずに市民病院に届きました。防護服、メガネ、マスク等がセットになったものが500セット、1セット3500円ですから総額175万円のアクティビティです。会長からは「例会も開催できず、何となくこのままフェードアウトすることになるかなと思っていた矢先にタイムリーで大きなアクティビティが出来てよかった」と全員にラインでメッセージが届きました。贈呈式に先立ち、打ち合わせのため市民病院に行ってきましたが「防護服が手に入らず雨合羽の手配をしようかと考えていたところで大変ありがたいと」事務局長からお話していただきました。8日の成瀬院長への贈呈式には急用が出来参加できませんでしたが、この贈呈式の様子を中日新聞が記事にしてくれました。いずれにしても地域のお役に立てたこと感謝します。

テイクアウトの注意点とその将来

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営業自粛の要請以後、全国の飲食店が一斉にテイクアウト・宅配に取り組んでいます。春日井市でも商工会議所が主催する「テイクアウトするなら今でしょ!」を実施中で、タクシーで宅配する「タク宅グルメ」も話題になっています。

https://www.kcci.or.jp/wp/wp-content/uploads/2020/04/takeout.pdf

ただ、心配なのは、例年、梅雨時に多く発生する食品事故(食中毒)です。そこで、私が気が付いた点を少し書いておきますので、ご関係の方は参考にしてください。まず、保健所的に言えば、飲食店営業許可で可能なテイクアウトとは、その場もしくは事前に注文を受け調理したものを持ち帰ることです。たまに店頭に弁当を積みあげて販売しているのを見ますが、これは、弁当・総菜販売となり、通常の飲食店営業では不可となります(都道府県によって様々ですので、地元の保健所に問い合わせてください)。コンビニで営業許可証まで見る人はいないんでしょうが、よく見るとアイスクリームや牛乳などの乳製品販売や食肉販売等々沢山の営業許可種が申請されています。それほどに日本の食品衛生行政は厳しいのですが、現状コロナ関係で保健所はてんやわんやになっています。まずは、ネットで調べたりするなどの「自主管理」をし、その上で不明な点は保健所に聞くのが良いかもしれません。

さて、それでは、現場はどうすればという事ですが、普段テイクアウト・宅配をしていない飲食店は、通常のオペレーションとは違うというということを念頭に置くことが必要だと思います。その場で調理し販売するする場合は、賞味期限や内容、アレルギー等の表示シールは不要ですが、他所(委託を含む)で販売したり、先ほど書いたように店頭でも積み上げて販売する場合は必要になります。そもそも温度管理のできない客席に容器を並べて盛り込むのはNGなんですが、あくまで緊急措置ですので、①生野菜は雑菌が多いので、流水で良く流し、次亜塩素酸ナトリウム食品添加物用)で洗うか出来れば避ける ②豚、鶏肉は、芯までよく火を通す(店内では余熱で火を通すという表現で「美味しさ」を追求しますがテイクアウトはまず「安全」 ③ご飯は炊き立てではなく冷まして入れる(具の入った炊き込みご飯は傷みが速い) ④当日使うものは当日仕込む ⑤盛り込み時には、手洗いは当然、帽子、手袋も必須 他にも色々あるんでしょうが、弁当の販売をする場合、最低限これ位の事に注意が必要だと思いますが、テイクアウトに対応する場合も、お客様はすぐには食べないことも考慮に入れ参考にしてもらえると良いかもしれません。お客様の安全・安心を守ることは本当に大切です。

 さて、今回は緊急避難的にテイクアウト・宅配に参入する飲食店が増えていますが、コロナ終息以後、この部分帯はいったいどうなるんでしょうか。宅配ではウーバーイーツや出前館がニュースやYoutubeでも紹介されています。弊店では自前で宅配をしていますので、あまり関心がなかったんですが、良く調べてみると本当によく出来たシステムだったのが理解できました。例えばウーバーの場合、店側負担の%が表記されいませんが約20~40%の手数料がかかるようです。そうなると個人の店舗では中々手が出しづらいのかもしれませんが、価格に配達料を上乗せしたり、広告宣伝費が含まれていると考えれば、まあ、考えても良いのかもしれません。ただし、まだ都市部が中心で、そもそも春日井のような地方は店舗密度も低いので参入はしてこないのかもしれませんね。出前館は自前で宅配することが前提のようですので、参入するにはある程度の投資を考えなければなりませんし、注文が入って配達するまでの時間も一時間以内が殆どですので、これにも対応する必要があります。しかし、何度見ても良くできたシステムで感心します。

昨日、緊急事態宣言の5月末までの延長が発表されましたが、同時に「コロナの時代の新たな日常」の基本的生活様式ガイドライン)が出されました。飲食店は人数や滞在時間に制限を設け、向かい合わせの席ではなくカウンターのような横並び、料理も大皿盛は避け個々の料理、料理に集中しおしゃべりは控えめに....と弊店のような料理店や宴会場のあるホテルなんかを筆頭に、引く続き大きな影響が考えられる内容になっていました。その分「テークアウトや宅配で」という事なんでしょうが、店舗に話を聞くと多くて通常時の売り上げの10~20%位のようです。まあ、やらないよりはという人もいましたが、将来のことを考えると、減少した売り上げをテイクアウト・宅配で補填をするか、もしくは、固定費を減らすなどして、損益分岐点を下げ、売り上げが減っても持続できるような仕組みにしてしまうか、究極の選択ですが、この際、体力のあるうちに廃業するかのいずれかだと思います。どちらにしても、元々毎年約10%の店舗が入れ替わると言われている業界で、ここ数年は店舗数も減少傾向でしたが、今回のコロナ騒動で一気にこの傾向が進むのかもしれません。頭の痛い問題です。

緊急討論「コロナに克つ!まちの小さな店の生き残り策」

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昨夜開催された見出しのタイトルの緊急討論会をZOOMで視聴。まずは、主催していただいた岡崎の松井さん、熱い議論を交わしていただいた笹井さん長坂さん新さんに感謝です。

当初100人限定と案内をいただきましたが、申し込みが殺到し350人を超えたようで関心の高さがうかがえます。主な内容は現状と直近そして今後の展望と紹介され、それぞれの立場の意見をお聞きしました。以下私のメモで恐縮ですが少し要点を書いておきます。

元商業界編集長の笹井さんは、今まで約4000人を超える全国の商人を取材したが、今回の危機に際しても、売り上げをキチンと確保しそれほど影響を受けていない店舗は沢山あること。また今後の展望として①デジタル化が一気に進み対応できない店舗との格差が広がる②同時にリアルの価値が見直される③対立から共生へ-いままでのビジネスは戦争に例えられ「戦術」「戦略」など「戦い」だった。今後は女性の視点で利他の精神「恕」(おもいやり)が大切

流通科学大学の長坂さんは、憲法第29条【財産権】第3項 私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。と言われ、直近の状況を説明しつつ、阪神・淡路、東日本大震災の経験から日頃からの経営革新の重要性を強調されていました。

また、「商店街は何故滅びるのか」の著者である新さんは、神戸元町で調査した数値をもとに、3月末時点で40%以上マイナスの店舗が約6割だったそうですが今はもっと悪化している。

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さらに事業継続についてはこのままの状況が続くと65%の店舗が厳しくなると答えていたようですが、こうやって数値化していただくとイメージが湧きやすいですね。さらに現状は地域間に大きな壁が出来ているが、この内側のコミュニティを耕すことが重要。「連帯」というキーワードを掲げておられました。

最後に松井さんは、ご自身の化粧品店の状況を交えながら、岡崎の近況を説明され、最後にコロナの状況が変われば「全国一斉まちゼミ」を企画するので是非ご参加をと、全国のまちゼミ開催地にエールを送られていました。

約一時間という制約のある中、テンコ盛りの内容で大変充実した討論会でした。録画して文字起したわけではありませんので、聞き違いがあったかもしれませんが、今後も時期を見て開催されるようです。商業者からの意見は、なかなか出てこないので期待したいと思います。

V字回復させる対策を考える

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我が家の庭のヒトツバタゴ(通称ナンジャモンジャ)の花が咲き始めました。何があっても「そんなの関係ね~」w ここ数日は初夏の陽気なんですが、自然は粛々と季節を刻んでいきます。

さて、持続化給付金の受付が始まりましたね。今回はネットでの申請が必要なんですが、ネットでの申し込みが困難な方は、後日申請サポート会場が設けられるようです(春日井市は未定)。また、愛知県の自粛協力金と春日井市独自の協力金の申請は、連休明けから準備が進み6月初旬ごろからの申請開始になるとのことです。いずれにしても自粛自粛で経済が止まっていますので、一日も早い対応が求められています。

まだまだ、店舗や事業の展望が見えない中、いま、我々がすべきことについて少し考えてみました。まずは、自店の経営がどこまで維持できるのか、冷静に分析することです。家賃交渉とか税金の延納等々、手持ち資金を見ながらエクセルで資金繰り表を作成し数値化して把握しておくことも大切です。また、弊店でもテークアウトや宅配など知恵を絞って取り組んでいますが、売り上げが減少した部分を、何で補填するかも大切です。もともとの売り上げをカバーするところまでは当然行きませんので、資金繰り対策の借り入れを起こしたり、補助金助成金などで急場を凌ぎつつ新型コロナが終息するまで持ちこたえる対策を練っていきます。

さらに、もう一つ大切なことは「将来にわたって生き延びる準備」を同時に始めることです。コロナが終息しても、お客さんの心理を考えれば、例えば、弊店でも今まで2Fの個室で最大45人程度までのご予約をお受けしていましたが、果たしてそこまでのご人数様の宴会需要があるのか考えなければなりません。さらには、今回従来からのテークアウト・宅配を充実させていますが、今後もコロナの影響が続くことを前提に、もう少しシステマチックに稼働できるよう、仕組みや献立を考えたり、社員の雇用を守るためにも再配置を考えます。また、いまの「ひきずり鍋セット」「サボテンのアイス」の通販も力を入れていくつもりにしています。

https://mizutoku.thebase.in/

いずれにしても「V字回復させるための対策」を考えておくことは本当に大切だと思いますが、会議所的に言えば、先日も「タク宅グルメ」の今後について議論しましたが、タクシーで運ぶことが期間限定のためタクシーに変わるインフラを構築するために、現在、稼働している移動スーパー「道風くん」と同じ事業構築で「宅配道風くん」の検討を始めることにしました。また、新型コロナ対策の「プレミアム付はっぴぃサボテン商品券」の発行も連休明けから準備を始めます。日々状況が変わる中で打つ手は限られていますが、こんな時は出来るだけ遠くを見ることを経験で学んでいます。新しい社会がどんな絵面になるのか一緒に考えましょう!

春日井市の支援策第一弾

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今朝の中日新聞近郊版に、新型コロナ関係の春日井市独自の支援策が載っていました。正確には30日に開催される臨時議会に提案され承認されるとのことです。私も時間の都合が会えば傍聴に行きたいと思いますが、まずは支援策第一弾です。伊藤市長の「長丁場が予想される中、事業者や市民と一体になって乗り越える支援を」というメッセージは本当に心強くありがたいと思います。私はいままで「自助、共助、公助」の順番で、TANEYA、ままま勝川の開発でも補助金に頼ることなく、仲間と事業を進めてきましたが、今回のコロナショックは、あまりに影響が大きく民間だけでは何ともならないところまで来ています。従って当面は「公助、共助、自助」この順番が重要になってきますし、さらに、こういったメッセージは、「何を言う」のも大切ですが「誰が言う」かが大きいですね。まずは、我々の話に耳を傾け真摯に考えていただいた伊藤市長に感謝です。

さて、記事の内容ですが、県の協力金の支給対象外の店舗に一律10万円支援する件は、営業自粛対象になっていない、例えば飲食でも元々夜営業していないカフェや喫茶店、和洋菓子店、スーパー以外の肉屋、魚屋、八百屋などは、営業的に大きな影響を受けているにも関わらず感染予防という意味では三密に当たらず外されていました。しかし、これらの店舗は小規模で家族経営の店が多く、古くから街や地域を支えてきた人ばかりです。「このままいくともたんヮ 廃業せな・・」という話も直接聞きましたので「市として何とか希望が持てるよう救済してほしい」とお願いしていました。また、新たにテイクアウト事業を始めたり、この際業種変更や業態変更を考えている事業者向けの補助金については、打ち合わせ段階では10/10の補助だったんですが、何故か対象経費の1/2に変わっています。多分、財政当局との協議で変わったと思いますが、発表された以上変われませんので、残りの1/2は商工会議所で手当てできるよう週明けに相談してみます。他にも、第2弾、第3弾の支援策も同時進行で協議中です。まずは「やれることからやろう」というメッセージ、しかと受け止めます。

コロナショックで消えた言葉

思い付きイラスト/無料イラストなら「イラストAC」

それは「集客」 つい数か月前までは、まさに商売の基本中の基本。今は「客を集めるな」ですから大きく様変わりしました。

ここから少し昔ばなしをします。平成の始め、東野町落合公園内にあるグリーンパレス春日井の業務を受託したときに、大学の先輩から、当時銀座にあったホテル西洋銀座の支配人をご紹介いただき、弊店の責任者を研修に行かせたことがありました。ご存じの方もおられるとは思いますが、このホテル、セゾングループの威信をかけた高級ホテルで、私も研修中に一度だけ泊まったことがありますが、ホテルに到着すると、コンシェルジェが登場。チェックインカウンターはなく、大きなデスクが2本置いてあるレセプションルームに案内されチェックイン。昭和天皇大喪の礼の時に、ブラジルの大統領が宿泊されたと言っていましたが、豪華絢爛という訳ではありませんが、落ち着いた品の良さがにじみ出る雰囲気です。サービスも一流で、例えばホテル内には自動販売機はゼロ、タバコをと電話をすればスタッフが届け、腰に持病がといえばベットを入れ替え、ビデオを見たいというと、スタッフが部屋に届けてくれます。僅か80部屋位のホテルでスタッフが200人と言っていましたが、色々話を聞くと、コンセプトは「お客様を動かさない」ということでした。ホテル自体は紆余曲折の末、倒産、解体となっていますが、何でこんな話を書いたかというと「集客」が出来なければ「サービス」を動かすしかないのではと考えたときに、この話を思い出したからです。

アフターコロナで、社会が変わると言っている人は沢山いますが、どう変わるのかは、まだまだ先が見えないだけに誰にも分らない部分だと思います。しかし、あれだけ、赤や青に着色された飛沫の動画を見せつけられると、コロナが終息しても以前のような賑わいが戻るでしょうか。。むしろ、今後は商品やサービスを届けるサービス「お客が動かなければ自分たちが動く」これこそが次世代サービスの形のような気がします。今日も商工会議所で調べてもらったんですが、案の定、春日井観光コンベンション協会で、公民連携事業として5年目を迎える「移動販売車 道風くん」 前年比130~150%の伸びだそうです。早速、知人と打ち合わせをして新事業の頭出しをすることが出来ました。内容はまだまだ公表は出来ませんが、ピンチはチャンスの導火線! ブスブスと燃え始めています(笑)こうご期待です。

ピンチはチャンスの導火線

永田町夕景

「経済が死ぬ」と言いますが、今回のコロナショックは、戦争でも台風、地震のような自然災害でもなく社会的インフラは毀損していませので、コロナが収束さえすればV字回復できるかもという人もいます。しかし、揺り戻し需要はあるものの、社会インフラが毀損していない以上「復興需要」は無く、さらにすべての価値観や仕組みが変わる中で、コロナ以前に戻るとは到底思えません。すべてに先が見えない中、不安はどんどん広がってきますが、いつの世も「ピンチはチャンス」の繰り返しです。私は、今回に限り「ピンチはチャンスの導火線」と言っていますが、要は時間差があるのではと思っています。この自粛の間、頭をフル回転させアフターコロナを考えねばと思っています。

我々飲食業は現金商売です。日々の売り上げが明日の仕入れや人件費の元になり、この回転数が上がれば経営は順調で止まれば苦しくなってきます。業種が変わってもこの回転のサイクルが変わるだけで基本は同じです。今回のコロナショックは社会的インフラは毀損していませんので経済の総量はそのまま、わかりやすく言えば、売れない(買わない)という事は、お金が買い手にそのまま残っているという事です。ただ、今は我慢の時、貯金を切り崩し必要なら借金して当座を凌げと言う人もいますが、これは家計の話。経済は資本の回転数ですから「経済が死ぬ」という事は、まさにお金が回らない現象なので、まず、これを理解しないと経済対策は出来ないという事になります。

ただ、今は将にコロナとの戦時下なので、とにかく「事業継続」と「雇用の確保」が最重要課題。資金繰り融資のメニューがどんどん出てきますので、まずは借りれるだけ借りる。そのうえで、本来は損益分岐点を下げるために固定費を考えるんですが、売り上げが限りなくゼロに近いので、賃料交渉、リース契約の見直し、休業中の給与を確保するための雇用調整金、さらに持続化補助金や営業自粛協力金などの情報もこまめにチェックし、まずは、今年の年末までの約半年、生き残る術を考えます。