かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

勝利へのかけ箸

今朝は中部経済産業局へ「かっちぃ」の件で打ち合わせに行ってきました。結論から言えば今までの顛末書を提出することになりましたが、最終的には会計検査院の判断を待つことになるようです。先日の代表者会では「早く結論を出すように」と意見も出ていましたが、まだ少し時間がかかりそうです。
しかし、今回の一連の話から、何となく春日井市に内在する諸問題も透けて見えます。一つには春日井市が6か町村の合併で市制がひかれた後遺症がまだまだ癒えていないこと。行政の立場から言えば公正公平が原則ですので、何をするにしても地区割りの原則が生きてきます。個人的に言わせてもらえばそれぞれがそれぞれの役割を担った「まちづくり」がされるべきだとは思いますが、そうはいかないのが現実です。ある意味政治の分野かも知れませんが、地元の利益代表のような議員さんも沢山いますので、大所高所からの判断が出来ないのかも知れません。

また、今日の朝刊には「勝利へのかけ箸」と題して、王子製紙の野球部で使用した「バット」を再利用し作られた「マイ箸」が販売開始される話題が載っていました。売上金の一部は市内の野球振興に使われるそうですが、年間130本の廃バットから一本あたり10セット、1セット800円を掛けると百四万円ですから馬鹿になりません。中々良いアイデアです。古紙を利用した「春日井そだち」のノートや名刺も販売されていますが、他にもこの「春日井そだち」というブランドを使って商品開発が出来るかもしれませんね。地域ブランドは「サボテン」だけではなさそうです。