かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

凄いと思います

朝からどんよりとしていた空が夕方になって纏まった雨になりました。雨が降ると店が暇になるので有難くはないんですが、これも自然の摂理です。
さて、毎週A旗の日曜版を配達してもらう大和通りのAさんが「遅れてすみません」と、昨日の分を届けに来てくれました。聞けば昨日まで、お子さんやお孫さんと5日間の沖縄旅行だったそうですが、御歳97歳!! 普段からかくしゃくとされていて「凄いな」とは思っていましたが、本当にびっくりするくらいお元気です。
そのAさんは度々あちこちの新聞にも投稿されていますが、3月12日の朝日新聞朝刊の「声」の欄に「繰り返してはならぬ虐待死」という投稿が紹介されていました。「最近一年間で142名の小さな生命が、親の暴力、虐待で何故失われなくてはならないのか、動物でさえ親は子供の為に犠牲になるというのに許すことが出来ない」という内容ですが、97歳の老人が書いたとは思えないほどしっかりとした文脈で感動すら覚えます。Aさんは、いつも健康の秘訣として、毎日、日記をつける事、1ヶ月で3人の人に手書きで辞書を引きながら手紙をだすこと、新聞の切り抜きをすることなどと話をされますが、普段活動さている姿を見ても、とてもとても真似のできる事ではありません。随分前ですが、Aさんの妹さんで、名古屋の某調理師学校の事務長をされていたNさんが「兄は本当の意味での○○党員です」と話されていたことを思い出しました。そのぶれる事のない、真っ直ぐに進む姿は主義信条は別としても心からの尊敬に値します。凄いと思います。