かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

端午の節句には黄飯ですが

今年のGWは絵にかいたような好天続きで各地の行楽地は賑わったようです。また、今日になってUターンラッシュも本格化し高速道路も渋滞が続いています。
前にも書きましたが人が休みの時に忙しくなる因果な商売ですので、こういった時に出掛けた経験はありません。まあ他人事と言えばそうなんですが(笑)GWも残すところあと一日。つまり忙しい日もあと一日になりました。明日は節句のご予約で一杯です。

端午の節句と言えば、この辺りでは黄飯(おうはん・きいはん)を赤飯の変わりに食べるというのが習慣になっています。くちなしで色をつけ黒豆と一緒に炊くのが黄飯ですが、ちょっと気になって調べてみると、もともとこの黄飯は大分県臼杵(うすき)地方の郷土料理のようで、稲葉藩政時代の天保年間、極度の財政ひっぱく状態の中で質素倹約が励行され、このときの倹約精神が、経済的な料理を生み出していき、臼杵独自の「黄飯」が誕生したといわれています。臼杵地方では「黄飯」というと黄飯に添えられていた「黄飯汁」(ケンチン汁の様なもの)を一緒に食べるのがならわしのようです。戦国時代の領主大友宗麟南蛮貿易を通してスペインのパエリアを知りこれを模したとされています。
しかし、大分以外で何故名古屋を中心としたこの地方だけに伝わったのか分りません。。