かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

4年目の3.11

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今日は4年目の3.11。被災地各地では慰霊祭が行われています。当時の様子は国民全ての目に焼き付いていますが、4年の月日はそれさえも風化させようとしています。ある意味残酷だと思う部分もあるんですが、人は忘れることで前に進める事もありますので、特に被災者の皆さんには、この未曾有の災害を乗り越え一日でも早く復興されるよう願わずにはおれません。

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さて、今日は午後から中部大学産業経済研究所の研究発表の為リサーチセンターまで行ってきました。今年で5年目最終年になります。テーマは「大学と商店街の連携による持続可能なまちづくり」ですが、私からは「まちづくりの定義を資産価値を上げること」とし、付加価値に対する考え方とプロジェクトファイナンスを念頭に置いた事業によるまちづくりの実践例としてTANEYAや進行中のプロジェクトについて発表しました。参加者は先生方が殆どですが、終了後ロビーで高松市丸亀の話をされる人もおられました。我々は小さな事業でもキッチリ進めていきますと返答させてもらいました。


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夜は会議所青年部の3月総会に出席。担当副会頭ですから総会の度にご挨拶をさせてもらいます。事前に色々考えた挙句、今日は経済について話そうと思っていましたが、冒頭、東日本大震災の被災者の皆さんへの黙祷をさせていただき急遽内容を変えました(-_-;) 被災者に向き合うのではなく、目線を変え膝を少し折り曲げ、同じ目の高さで同じ方向を向いて考えるとまた、違った支援の道が開けてくるという内容です。これは全ての経済行為にも通じることで、お客様の目線、相手の会社の目線で見つめ直すと、自分の考え方が如何に傲慢で独りよがりだったのか理解出来る場合があるのではと話させてもらいました。また、知識は伝えられるが経験は、自分たちで考え実践しないと伝わらないというアドバイスもさせてもらいました。五月蠅い先輩と言われないよう好々爺を演じています(笑)