多少寒さも和らいだのでしょうか割と楽な一日でした。最近、歳のせいでしょうか暑さ寒さが体に堪えるようになってきました（笑）
今日は午後から料理組合の理事会に出席。前にも書きましたが、前任者が突然廃業し、半ば強引に指名されてしまいましたので右も左も分らないまま後を引き継いでいます。それでも、ここ数回会議に出席させてもらうとおぼろげながら姿が見えてきました。出席者は、聞けば殆どの人が知っている銘店の社長ばかりですので精いっぱい勉強させてもらいます。
さて、今日になって小沢幹事長が事件の幕引きをすべく、続投の意思表示をしています。予算委員会で鳩山首相は「事件の責任はある」とも答弁していますが、小沢さんには面と向かっては中々言えないようです。その為か「辞任すべき」との世論調査の結果もどこ吹く風。マスコミの論調もいまいち盛り上がらないのが不思議です。
片や、傷害事件を起こし大相撲から引退？させられた横綱朝青龍の親方で「大ちゃん」こと高砂親方。こちらも人柄のせいか実績で上回る横綱には、結局何も言えずに結果として諌める事も守ることも出来ず終わってしまいました。ご両人とも、多分皆から愛される性格なんでしょうが、日本の命運を左右する立場や勝負の世界では、この甘さが時には命取りになります。
社会への対応は、あのトヨタでさえ読み間違うくらい難しいものですが、両者で違うのは、相撲界は政界と違って「叩きやすい」体質である点だけ。結局は、国民がどう考えようがマスコミが流れを作っていきますので、そういう意味では将にマスコミが基幹産業とも言えます。以前、某党の国会対策をしていた重鎮の話を聞いた事がありますが、財界と時の政権与党幹部との懇談会があるそうですが、かつては重厚長大産業のトップがこの会を仕切っていたのが、いつからか某新聞社の社主が、献立からワインの銘柄まで指示するようになったと話されていました。
マスコミは常に反体制が良いとは思っていますが、政権交代の立役者になった途端、体制維持に回っている理由は何なんでしょうね。小沢さんの実力なんでしょうか、下野した自民党の問題も根深いとは思いますが良く分かりません。
