かちがわ通信

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サボテンの事業協同組合設立に向けて

朝から降り続いた小寒い雨の中、愛知県産業貿易館にある中小企業団体中央会に行ってきました。会議所のプロジェクトで行っているサボテン関係の事業を組合を立ち上げて自立するための準備です。組合の認可自体は愛知県が行いますが、この中央会は設立のアドバイスや指導をしてくれる機関で、商店街振興組合でもお世話になっています。早速、事業協同組合のあらましや設立に向けての手順等をお聞きしましたが、設立そのものは基本的には会社の場合と同じですが、事業の中身は組合の営利活動ではなく、組合員企業を対象とし支援する事業に限られてきます。従って、共同購入や共同受注、情報の収集、PR活動、講習会の開催などが主な事業になってきます。ここまでは振興組合で経験していますので理解出来たんですが、原則として自由脱会は当然ですが、入会についても所定の条件をクリアしていれば拒む事が出来ない自由入会だという事は知りませんでした。
そこでハタと考えたんですが、例えば組合で意匠登録や今後特許の申請を行おうとすると、いろいろと問題が起こって来るような気がし、担当者の方にこの辺りをお聞きしましたが、やはり組合での特許申請は、例えば特許を使用したい企業が組合に入りたいと言えば拒む事が出来ず、組合員になれば組合の資産である特許を使用させざるを得なくなるとの事で、どうも「なじまないのでは」という返答でした。
今後とももう少し詰めてお話を伺うことにしましたが、兎に角、我々の意図する事を話して、落とし所をつけてもらう事にしました。連休明け早々に開催されるサボテンプロジェクトで組合についての説明をしに来てもらう事にしました。