かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

口蹄疫と普天間問題

宮崎で発生している口蹄疫の問題は、その実情が報道されず、ネットでその惨状が伝わると言う不思議な現象になっています。ある知人のブログに・・・

石灰で真っ白にされ通行止めだらけ、防護服姿や自衛隊だらけ、町役場は自衛隊の車で埋め尽くされ、田んぼや畑ではショベルカーが穴堀りする光景ばかり。。。あまりにも異様な雰囲気です。町役場からは数時間おきに、口蹄疫に関するアナウンスが流れる毎日。薬で悲鳴を上げながら処分される豚に1頭1頭付き添い、今日か明日にも分娩する母牛までも殺さねばならない畜産農家さんのツラさを聞くと涙が出ます。
普段はおおらかな町の人たちからは笑顔は次第に消え、町のイベントは全て中止、スーパーや商店街も火が消えたかのようです。

・・・と紹介されています。川南町の畜産家の方のブログからも、政府の対応の遅れに対する怒りが連日書かれていますが、その無念さに胸が詰まる思いがします。

もちろん、今後の成り行きにも因るんでしょうが、引っかかるのが普天間問題で米国に借りを作った日本政府が、口蹄疫で不足する牛肉の穴埋めを、輸入制限の緩和で対応しないかという点です。口蹄疫は「国の畜産を滅ぼす」とも言われていますが、この上に、政府の愚策で畜産農家に打撃を与えるような事は絶対許せません。