かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

春日井の商業施策

初夏の陽気だと思っていたら、仕舞ったセーターが恋しくなるような雨模様・・・何ともまあ困った天気が続いています。

さて、昨日今日と相変わらず会議が目白押しですが、昨日は、サボテン組合の理事会の後、市、会議所、商連の代表者で開催している商業問題懇談会に出席。年度が替わると人も変わりますので、歓送迎会も兼ねて行われました。懇談会では、それぞれ今年度の事業や施策が報告されましたが、いつも感じることは、大きな視野に立った春日井の商業をどうするという点が欠けている点。この考えの柱の欠如が、付け焼刃の対応策に窮する原因です。

もちろん枝葉の部分も大切ですが、例えば中心市街地をどうするという部分でも行政の考え方は本当に大切です。後半の懇親会でも市の部長とこの話をしましたが、部長は「まず、地元のやる気が最初」と言われますが、9割はそうであっても残りの1割は行政の考え方が重要です。単に補助金をつけるから頑張れと言われても頑張る方法論も必然性も見いだせないまま何を頑張れというんでしょうか。イベントをすれば頑張っていることになるんでしょうか。私に言わせれば商業の本質が分かっていないとしか言いようがありません。今日の会議所のビジョン検証委員会でも言いましたが、如意申のカーマから、大店立地法に基ずく届け出が出ています。内容は営業時間の変更ですが、朝6時半から営業をするとのこと。今まで職人相手に朝7時から営業していた地元の金物屋が、これでダメになっていきます。自由主義は理解できますが、この様な行き過ぎは、結果として、どんどん地元の活力を奪っていくことになりますが、さて、この事を行政、会議所はどう考えるんでしょうか・・・