今日は午後から四日市の産業観光視察見学会に参加。コンビナートの夜景を船から見る夜景クルーズ付です。コンビナートと言えば工場群というイメージしか無かったんですが、この四日市のコンビナートは石油等を原料とする化学素材メーカーがひしめきポリエチレンなどの化学製品を作るメーカーに原材料を提供しているとの事。四日市がダメになると全国のスーパーからレジ袋や買い物かごが姿を消し秋刀魚を新聞紙に包まなくてはならなくなるそうです。
しかし、四日市と言えば昭和30年～40年代の公害が有名ですが、この教訓を後世に伝えようと近鉄四日市駅近くに全国でも珍しい公害に関する「環境未来館」がこの三月に開館され、我々が訪れた時も何組かの視察のグループがいました。そんなに昔の話でもないので、記憶をたどりながら興味深く見学が出来ます。
さて、食事を挟んで船に乗り込みナイトクルーズでしたが、夜景を楽しむというよりコンビナートのOB社員による四日市港の役割や原油の陸揚げ方法などの説明に大変興味が湧いてきました。出掛ける前は少々腰が引けていた視察でしたが、結構楽しく時間が過ぎるのも忘れるくらい・・・産業観光もここまで来ると目玉になりますネ
