かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

新エネ大賞

昨日午後開催の常議員会で、新エネ大賞(優秀周辺機械部門)を受賞された櫻井技研工業㈱の櫻井社長の発表がありました。この新エネルギー大賞は新エネルギー機器およびその導入事例のうち優れたものを表彰することによって普及促進を図るため平成8年から始められ、この10年間に合計120件近くの案件が表彰されているそうです。勿論市内の企業では始めての受賞です。今回受賞された装置は「風力発電タワー用メンテナンス装置」で、国内にある1100箇所(こんなにあるとは知りませんでしたが)の風車タワーのうち殆どで納入実績があるそうです。風車タワーは欧州で開発されたものが多いそうですが、日本では気温差や雷などの自然条件が悪く、メンテナンスが難しく、今まではメンテナンス状況がかなり悪かったそうです。それをイメージとして、大きな木を4人で手をつなぎバンドを作り一段ずつ登っていく(ラックアンドピニオン方式)ような装置ですが、この技術は山の中の橋脚や小牧ジャンクションを照らす照明灯の塗装にも応用できるとの事です。

この技術も発想もすごいな!と思っていたのですが、さらに社長が「この審査の段階で審査する先生が会社に来られたとき、高蔵寺駅から明知の工業団地までの街の美しさが受賞の大きなポイントになったようだ。」と話された事に「なるほど・・」と思いました。町をきれいにすることは工業の発展にも良い影響を与えるということです。
商業と工業は一件無関係のような気がしますが、むしろ良い街環境を作ることが企業誘致につながり、技術の創造にも繋がる良い例が出来たような気がしました。良い話を聞きました。我田引水ではありませんが、市内の企業に訪問される人が勝川駅で降りてもらえば、多少のお役には立てるかもしれません。


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