かちがわ通信

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福田康夫新総裁

自由民主党第22代総裁に福田康夫氏が選ばれました。自ら「貧乏くじ」と称し、敢えて「火中の栗を拾う」格好になっています。麻生氏の「破れて悔いなし」の表情と比べると何となく悲壮感が漂っていますが、少しばかり様子を見る必要があるでしょうね。
福田新総裁は、森、小泉内閣官房長官を歴任にしたように、調整力とバランス感覚は抜群ですが、具体的な政策を主張しリーダーシップを発揮できるかという点では、どうなんでしょう・・今日の党四役でも派閥の領袖を揃え、政策方針でも、新四役との話し合いを重視しているようです。今の自民党の危機的状況を考えれば、確かにこの姿勢は大切かもしれませんが、自らの意思で勝ち取った総裁のイスではないだけに、いざとなると他人に責任を負わせて逃げる場合があります。どちらにしても衆議院の早期解散がささやかれていますが、この短期間に、国民が納得できる成果が出せるかどうか大いに注目されるところです。

反面、安倍前総裁への責任問題はどうなるんでしょう。まだ、病気療養中との事ですが、前代未聞の政権投げ出しで辞任し、政治空白を作った見識のなさは国民の期待を大きく裏切りました。その上「地元の皆さんのご理解で政治家は続けていきたい」とのこと。地元でない皆さん(国民)の気持は??? 人間引き際は本当に大切です。