かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

店舗力とは

昨日とは違い、朝晩とも開店前から行列が出来、お陰さまで大忙しの一日でした。今日でキャンぺーンも終了しましたが、7月中旬まで金券の使用期限がありますので、暫くはこの回収で賑わいが続く予定です。

かちがわ大学で学長をお願いしている毛利先生が、よく「人間力」という言葉を使われます。「売上を上げたり人から支持を受けるのは人間力が大切」と言われていますが、この人間の魅力について昨日のブログで「この人間としての魅力は、何かと考えると、やはり「覚悟」「志」「愛情」をベースとして、他人と協調し、相手のために自分が犠牲になってでも生きる覚悟を持って、夢を一緒に語ることができる人が人間力溢れた人になり、誰からも信頼されるのだと思います。ですから、自分本位で、人の世話を焼くのが嫌いという人は、人間力が薄いと思います」と書かれています。

私も全くその通りだと思いますが、この「人間」と言う言葉を、そのまま「店舗」に置き換えると 「店舗の魅力とは、店として存続していこうという「覚悟」と地域の為になくてはならない店になろうという「志」、そしてお客様や社員への「愛情」をベースにして、地域と協調し、地域の為に自分が犠牲になってでも生きる覚悟と、地域の将来を語る事が出来る店が、誰からも信頼されるのだ。従って、自分の店だけが儲かれば良いと考え、自店本位の店は、店舗力が薄いと言わざるをえません」というように読みかえることが出来ないでしょうか。
確かに、チェーン店の様に経済性、効率性だけを考え、営業している店舗も見受けますし、上辺(理論)だけを真似る個店もあります。しかし、これも先生が言われているように、自分の店を「文化」の領域にまで引き上げるための努力は、なかなか出来るものではありません。だからこそ、我々のような地場の店が挑戦する意義も出てくるのではないでしょうか。「店舗力」是非、身に付けたいと思います。