午後2時半から、かっちぃの特別委員会を開催。先日の新聞記事も含めて、今後の対応策を協議しました。冒頭、会長からも「存続するのかしないのかも含めて真剣な議論を」と厳しい挨拶があり、5月までの乗降客数や収支の現状について私から説明をさせてもらいました。また、先週ＮＨＫで放映された地域交通関連のビデオを、少しでも前向きな議論が出来るよう見てもらいましたが、日曜日の新聞記事が、ショッキングな書き方がしてあったせいか、厳しい意見も出されていました。
その意見も、大きく分けると運行そのものへの意見と、事業自体への意見に分かれています。運行ルートでは、今の左回り右回りのルートの設定が分かりにくいといった意見や、特に夜の運行についての意見が多く出されましたが、当初、我々が意図した計画が、地域公共交通会議での議論を経て、料理でいえば「不味い」ものになってしまった事は否めません。会議では兎に角走らせる事を一番に考え、文字通り走りながら検討を加えていく予定だったのが、そこまでの余裕が無くなってしまったというのが現状です。しかし、このままでは早晩、事業の破綻という最悪のシナリオが見えてきますので、早急にシュミレーションを見直し、事業を再構築する事になりました。
我々の見通しが甘かったと言われれば、反論の余地はありませんが、この際、持続可能な仕組みに一日も早く進む必要があります。
