かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

新党「たちあがれ日本」

与謝野、平沼両氏に加え石原東京都知事も応援に駆け付け新党「たちあがれ日本」の旗揚げが昨日行われました。隣の岐阜県から藤井氏も参加しています。「気迫に欠ける」と自民党執行部を批判し「民主党への対立軸を作る」とのことですが、自民党とどこがどう違うのか、民主党の対立軸という事は政権を目指すのか良く分らない部分が多くあります。もう少し様子をみるべきかもしれませんが、与謝野さんの人物像は、同僚議員からも「難解すぎて何を考えているのか分らない」と言われている人です。政策通である事には違いないんでしょうが、国民に伝わらない事には支持も得られません。もっとも支持率0%の党首が、大臣を務め「支持率は関係ない」と言い放つ国ですから、結局は、国民不在、党利党略だけが見え隠れしてしまいます。

一方、全国版のニュースでも度々取り上げられる鹿児島県阿久根市竹原市長と市議会のバトル。最近では張り出された全職員の給与一覧表を剥したとして懲戒免職になった市職員との裁判でも「市民の声」「民意」という言葉が躍ります。国会議員から市議会議員まで、議員とは国民・市民の代表(代弁者)であるべきですが、確かに竹原市長や名古屋市の河村市長の言うように、世間とかけ離れた給与では「何か変だ?」と言われても仕方がないのかもしれません。

以前ですが春日井市の某市議に「市会議員は区長や町内会長でも良いのでは」と言って顰蹙(ひんしゅく)をかった覚えがあります(笑)。職業として生活が保障され、ましてや3期続けると恩給が付く制度は、現場感覚からはかけ離れ市民目線から見れば「冷やか」に感じるのは致しかたありません・・・「かっちぃ」のアンケート結果と同様、乗らない人が「多分○○さんにはあったら便利だろう」という発想で賛成するのと同じで、むしろ裕福で上から目線の政治を、国民の大半は見透かしているのかもしれません。
無給のボランティアとは言いませんが、せめて日給制+実費にすれば、逆に高邁な精神で「やっても良い」という人が多く出られるのかもしれません。今回の新党の旗揚げを見て「格好良い」と思う人は何人いるんでしょうか。そう多くはないのではと感じています。そういえば昔「清貧」と言われた国会議員もいたんですが・・