かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

まちづくりシンポジウム

まちづくりシンポ昼の仕事を済ませ慌てて会場の文化フォーラムへ。40分ほどの遅刻です。受付で資料を貰い会場中ほどに着席した時には、既に中部大学のI教授の講演が始まっていました。
先生は「人・物・金・情報が集まると町が出来、色んな町が出来ると交通が必要になる」という話から、鉄道に関わる歴史などを紹介、最後には乗降客の減少は町の衰退に繋がるため町の魅力を向上させる事が必要との結論でした。さらにまち歩きをした学生からは、駅と町の魅力について「レンタサイクルを第三の公共交通として考えたら」とか「駅周辺の点在している駐車場を集約し土地利用を考える」「駅周辺を含めて開発目的をはっきりする」文系の学生からは「ネット上に情報が無いと何をやっているのか分からない」との意見も出されていました。
その後の、座談会は駅周辺の区長さんなどが、それぞれの地域について発言されていましたが、春日井駅は30万都市の中心駅と言われています。少なくともこの事が念頭にあるのならもう少し内容と人選を考えないと・・・I教授の講演の中でも言われていましたが、住民にとっては治安が良く、安全で利便性が高く快適で有れば良いのですが、活力を生む仕掛けとしては不充分で色んな機能が必要です。昨年まで市民活動支援センターの運営委員をしていたというAさんから「自由通路を利活用したら」という意見が出た程度で、残念ながら物足らない座談会になってしまいました。
終了後、何人かの知人と話をしましたが「何のためのシンポジウムだったのか良く解らんかったね」という人も・・・時間が無いとのことで、質問など、会場とのやり取りも行われず中途半端なシンポジウムでしたが、今回の計画に市民の声がどれだけ反映されているのか、また、そもそも市民の声を聞いたのか良く解りません。まさか今回のシンポでアリバイとする訳ではないんでしょうが。