かちがわ通信

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11月第二例会

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今日の11月第2例会は初めての試みとして持ち出し研修例会を静岡県御前崎市にある中部電力浜岡原子力発電所で開催しました。確かに19mが想定される津波対策としてのスーパー堤防、ベント弁にフィルターを付ける、二次、三次電源の確保、免震構造の建物等々色々説明を受けましたが、聴けば聴くほど割り切れない何かが・・・よくよく考え、想定される災害・事故に対しての対応策が全てで「福島でも想定外の事態だったからあのような状態になった、もしそうなったらどうするんですか」と質問してみました。その返答
は「放射能拡散の資料は公表しておらず、それは行政の判断です」とのこと? また、「スーパー堤防原発は守られても押し寄せる津波は行く場所を失って、より大きな津波となって周囲の街に流れ込むのでは」との質問には「お前のところだけ助かればイイのかとよく言われますが、まずは原発の安全が最優先」と苦笑して見えました。海抜60mの展望台から一望できますが、撮影禁止。反対側には浜岡の街並みが迫っています。危機管理とは想定内の事態に対処することは勿論ですが、想定できない事態になった時にどう対応するかという部分が大切だと思います。今までは原発再稼働やむなしとも思っていましたが、単純にそうとも言えない複雑な心境です。