かちがわ通信

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桃花台に葬儀場が進出その4

台風4号は各地で被害を出しているようですが、この辺りでは、夜半から明け方に風雨が強まったものの影響もさほどありませんでした。キャンセルも一件だけでやれやれです。

さて、桃花台に葬儀場が進出を計画している問題ですが、反対派のブログもたまにのぞきますが、書き込みも少ないようで「硬直状態になっているのかな」と心配していました。でも今日になって書き込みがあったので、少しふれておきます。(同様の文章をコメントしてあります)

もともと、この場所は桃花台ニュータウンが造成されたときに、愛知県の指導で小牧市内の商業者に呼びかけ出店を促したと聞いています。閉店するまでの何十年かは、それなりの機能を果たしたと思いますが、しかし、どこの町でもいえることですが、商業における適正な立地条件は30年位で変わっていくんじゃないかと思っています。理由はいろいろあるかもしれませんが、新しい道路が出来れば、人や車の流れも変わりますし、世代が変われば、それに呼応する形でニーズも変化して行くような気がしています。商業の面から見れば、よく「店に車をつけろ」と言われるように変化に対応できるようすべきだとは思いますが、土地に対する愛着や義理もあるし、資金的な問題もあるので、なかなかそうは行かないのが現状です。

この旧エステ前の商店主の皆さんは、それぞれに営業努力はされていると思いますが、ひとつ言えることは、反対派のブログに書かれているような、葬儀場が出来ても商売にはそんなに影響はない様な気がします。葬儀そのものへの考え方も徐々に変化していますので、知人からの情報ですと、欧米の教会のように、地域のコミュニティーの核になるような、集会も出来れば、趣味の集まりにも利用出来るような葬儀場も出来てきているようです。だとすれば、「地域の核になれるような、葬儀場を作ってくれ」と交渉した方が現実的ではないでしょうか。

駐車場も一つの考えかもしれませんが、土地の有効利用という面からは、最後の手段ではないでしょうか。どちらにしても、この問題は地権者を交えた形で話が進まないと、当然ですが解決には向かいません。行政(愛知県、小牧市)が積極的に関与し、一日も早く話し合いのテーブルをつくり、前向きな議論が始まることを祈っています。

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