かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

商店街空洞化に拍車

7月に上陸した台風としては、観測史上最大の台風4号は、九州を中心に大きな被害を出しているようです。この地方も明日未明から影響が出始め、昼にかけて最も接近するようですが、早々と店頭の「幟」や「旗」も撤去、店の周辺の片付けもし準備をしましたが、ご予約のキャンセルもあり頭の痛い日曜日になりそうです。

先週の水曜日の日経MJ中小企業庁が全国の商店街を対象に実施した2006年実態調査の結果が載っていました。空き店舗率も8、97%と前回(平成15年)に比べ1、67%悪化し、同様に景況感も「衰退している」「停滞しているが衰退する恐れがある」と答えた商店街は70、3%に上っているそうです。一方で「繁盛している」1、6%「停滞しているが上向きの兆しがある」商店街は4、8%しかありません。特に近隣型、地域型の商店街ほど厳しい見方をしているようです。(勝川は近隣型商店街です)

また、商店街の抱える問題点については、以前の大型店との競合は影をひそめ、「魅力ある店舗が少ない」が最も多く、「商店街活動への商業者の参加意識が薄い」「経営者の高齢化などによる後継者不足」「店舗の老朽化・陳腐化」など外部環境より商店街内部の努力不足を反省する結果となっています。

先日のセミナーで品川区商連の綱嶋さんが「商店街の敵は商店主だ」と言って見えましたが、これを裏付ける結果になっています。「商店街の逆襲」への道のりは、まだまだ遠そうです。

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