かちがわ通信

春日井市勝川発のまちづくり情報発信中!! 自立分散型、みんなでやらないまちづくりに取り組んでます

言葉の大切さを痛感してます

最近「言葉」の大切さを痛感しています。
物事を感覚で捉える若者が増えているそうですが、人は考える時当然ですが、頭の中では言葉で考えています。語彙が少ない、言葉を知らないことは、コミュニケーションをとったり考えるツールが無いに等しく、結果として良い関係を作ったり、良い結論が出せないことにつながります。最近の悲惨な事件を見ていると、このことが原因ではないかと思わせる事案に出くわします。やっぱり教育でしょうか?

世の中で一番大事な学問は、私は「国語」だと思っています。特に社会に出た時、上司の言う事を、また、人がが言わんとしている事を理解するのは将に国語の問題だと思います。会社の中でも、特定の人ですが質問するとぜんぜん違う答えが返ってくることがあります。人の話を聞いていない証拠でもありますが(やたら自己主張の多い人が本当に目立ちます)人の話が聞けるということは、コミュニケーションの第一歩ですし、頭の中にツールがある証拠でもあります。
人と人が出会って作る社会の根幹は将にここにあるような気がしますが如何でしょうか。

私が小学校のPTA会長(10年程前)をしていた時に、当時の文部省が「ゆとりの教育」を言い出しました。週5日制の導入です。しかし、この事は学力の低下を招き、知識の格差を生み出しました。貧富の格差が大きい国が、治安が悪いのを見ても判るように、同じようにこの知識の格差が広がれば広がるほど社会全体が不安定になってきます。勿論このことが全てではありませんが、原因のひとつには間違いありません。

この国に将来に安定をもたらすのは「教育」しかないような気がするのですが・・・・

人気ブログランキング