昼と夕方に降った雨で車もどろどろ・・「黄砂」交じりの強い風が吹き荒れ、折角満開になった桜も「花びら」が風に舞っています。
去年の４月１０日から書き始めたこの「かちがわ通信」も、明日で満一周年を迎えます。今日が投稿２７５本目・・よくもまあ続いたもので自分でも感心しますが、飽きもせず読んでいただいている人には本当に感謝します。
最初は「勝川のまちづくり」を密室の議論にはしないぞ・・との意気込みで書き始めたのですが、私というフィルターを通しての情報公開なので、迷惑を掛けたことも多かったような気がします。
昭和２７年、勝川で生まれ、育ち、商売をさせてもらって今日まで来ましたが、人一倍勝川に愛着を感じ、最近では「勝川のまちづくり」が自分に課せられた宿命とさえ感じるようになって来ました。
特に商店街は、私が家業を継いだ当時（昭和５５年頃）の本当に賑やかで人が溢れていたことを思えば隔世の感があります。
もちろん、昭和３０年代後半から４０年代にかけての、置けば売れた時代とは「商い」の内容も方法も大きく変り、我々商店主や商品も、またお客様の意識も大きく様変わりしました。時代の波は人間の変革をはるかに超えたところで過ぎていきます。
しかし、世の中がどんなにデジタル化され変わろうと「人」と「人」の関係は７０％はアナログです。いつの世も「義理と人情」がなくなるとは思えません。
勝川の商店街が、時代の先駆けにならずとも、最後尾でも、世の中について行ける様な「街」であって欲しいといつも思っています。
とにかく「諦めないこと」「愚直に続けること」
これが本当に大切だとつくづく肝に銘ずる今日この頃です。
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